2011年7月25日 (月)

第2 回 土木の日フォトコンテスト ~暮らしをまもる土木~

NPO法人 CALS スクエア北海道では、昨年に引き続き、「第2回 土木の日フォトコンテスト ~暮らしをまもる土木~」を開催します。

【開催の目的】
建設業は、公共投資の急速な削減の中、地域雇用の下支えと災害発生時の人命救出、ライフライン復旧など業界全体をあげての支援体制維持が課題となっています。
今 回開催フォトコンテストは、これまで公共事業を通じて社会基盤整備の先頭となってきた建設業の存在意義、建設業のものづくりの魅力とそこで働く人々の生き ざまを土木構造物と建設現場に従事する人々をカメラのファインダーを通じて一般の皆さんに訴求する写真コンテストです。

【主催】
特定非営利活動法人 CALS スクエア北海道(CSH)

【後援】
北海道開発局、 北海道、 札幌市
社団法人 北海道建設業協会、 株式会社 北海道建設新聞社

【協賛】 社団法人 全国建設産業団体連合会
財団法人 建設業振興基金
オリンパスイメージング 株式会社、 株式会社 リコー

【応募方法】
申込みサイト http://csh-npo.jp/photo2011/
郵送(CD-R 等デジタル媒体)

【応募規定】
・ 被写体は、日本国内で撮影した土木構造物または土木建設業に関係していること。
・ 応募者並びに撮影者が、応募期限に日本国内在住であること。
・ デジタルデータ(JPEG)で応募できること。

【応募期限】
平成23 年10 月10 日(月)

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2010年12月10日 (金)

師走

寒い日が続く北海道ですが、札幌市内では路面には雪がない状態が続いています。

そんな中、所用で出かけた道路脇でこんなものを発見しました。

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もう師走なのですが、遠くの山々には雪が見えますが路面には雪がありません。

雪がないと何となく師走の実感がありません。



工事現場では雪が有るのと無いのでは仕事の進捗に大きな差が生じます。

年末の慌ただしいひとときですが、サンタさんの姿を見て少しホッと一息ついた感じがしました。

 

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2010年10月 3日 (日)

2010建設ブロガーの会in北海道

先月、札幌に於いて「2010建設ブロガーの会in北海道」が開催されました。

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今年は全国から27名の参加がありました。

当日都合により九州から参加できなかった方にはスカイプで参加いただきました。

詳細は下記イエイリ建設ITラボ記事をご参照願います。
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/it/column/20100927/543496/

写真は午後から行われたシンポジウム会場の様子ですが、午前中は貸切バスを仕立て、小樽市へ「土木遺産見学会」も実施されました。

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小樽では土木遺産である「小樽港北防波堤」をはじめ数ヶ所の土木施設を見学しました。

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その後小樽市総合博物館へ移動しました。

中でも「大友式」と言われる転車台がとても面白かったです。

 

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昼食は近くにある鱗友市場内の食堂「のんのん」で「生さんま丼」をいただきました。

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午後のシンポジウム終了後、参加者は懇親会場へ。

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お酒が入ると皆さん滑舌になり、大いに意見交換させていただきました。

本当に楽しく有意義な時間でした。

次回建設ブロガーの会は、2年後大分県で開催と決まりました。

それでは皆さん、大分県でお会いしましょう!!

 

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2010年7月17日 (土)

建設産業市民化の新展開

昨日、北海道大学クラーク会館にて「建設産業市民化の新展開」と題したシンポジウムが開催されたので参加してきました。

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建設業の異業種参入を含め、建設業にとって多くの試練が強いられている昨今ですが、考え方によっては本当に新しいビジネスチャンスにチャレンジする時がやって来たと捉えることもできます。

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シンポジウムでは、建設業の新分野進出する関する事例報告がありました。

私もお手伝いさせていただいている空知建設業協会の「空知フード&ワインロード計画」に関する発表も行われました。

そしてその後がパネルディススカッションが行われました。

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その中でパネリストのお一人で慶応義塾大学、金谷年展教授の言われた言葉に大いに共感しました。

「感動消費」

お客様がわざわざその地を訪れお金を消費していただくにはその商材に対しお客様が「感動」していただける物でなくてはならいないという事です。

つまり「地域のブランド化」とは感動商品の発掘に他なりません。

この点から考えると今まで自分が関わってきた商品コンセプトにこの「感動」があったかを改めて考えさせられました。

既成概念に囚われずこうした場で多くの方の考え方に接すると、明るい未来が見えて来る感じがします。

私も今回のシンポジウムで今後の事業展開に大いなるヒントをいただきました。

 

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2010年6月15日 (火)

巣鴨でミニミニ建ブロ会

先日、「ミニミニ建ブロ会in巣鴨2010」が開催されました。
会場へ向かう建ブロメンバーご一行様です。

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ミニミニ建ブロ会といいながら10人以上の方がお集まりになりました。

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大いに盛り上がり話のネタが尽きる事はありません。

ここでも「iPad」活用術についていくつかの議論がなされました。
とにかくここに参集された面々は徒者ではありません。(笑)

最後の〆はこちらです。

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とにかく楽しい巣鴨の時間をご提供いただいた現場主義様に感謝いたします。

次回は北海道(たぶん知床?)でその恩返しをさせていただきますね。

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2010年5月 9日 (日)

道の駅ハウスヤルビ奈井江

札幌市と旭川市を結ぶ国道12号。

途中の美唄市と滝川市の間には長さ29.2kmの日本一の直線道路区間があります。

その中間点に道の駅があります。

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ここは「道の駅ハウスヤルビ奈井江」です。

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先月23日から道の駅の中にあるフリースペースで無線LANが無料で利用できるようになりました。

道の駅2階にそのフリースペースがあります。

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道の駅営業時間内はどなたでも無料で利用できます。

そして今月23日にはこの無線LAN利用に加え、炭坑食堂もオープンしました。

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連日多くの皆様にご利用いただいています。

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こうした無線LAN利用施設整備や地域食材の販売や新商品開発は、建設業団体が行政や地域と連携し地域活性化を図る事を目的とした国土交通省「建設業と地域の元気回復助成事業」の一環として実施しています。

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今後は地域農産物の販売情報提供や観光スポット等に赴いた出張販売等、いくつかの事業が実施される予定です。

お近くへお越しの際はお立ち寄り願います。

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2010年3月24日 (水)

重要会議は楽しく・・・(笑)

先日とある場所で地域活性化に関した会議が行われました。

集まったのは皆さん若手経営者の方ばかりです。

という私は若手ではありませんが・・・(爆)

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そして会議では活発な意見がどんどんと投げかけられます。

どんな意見も一度全部聞き出してから個別にその有意性を検討します。


とにかくしゃべり続けるので喉が渇きます。

飲み物を飲みながら意見交換を行います。



でも、最後の会議はやっぱりこれでしょうか。

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何故かアルコールが入ると今まで以上に皆さんが滑舌に・・・

やっぱり会議は楽しくが一番ですね。

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2010年1月24日 (日)

海底神殿への旅・・・

土木技術者として訪ねてみたい場所は数多く存在します。

それは全世界に点在しています。


一昨年日本の土木技術を代表する「明石海峡大橋」を通る機会がありましたが、今回はこちらに訪問する事ができました。

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そうです。

ここは『海底神殿』です・・・?




実はギリシャにあるパルテノン神殿を思わせる様相ですが・・・ここは日本です。(笑)


ここは観光用に造られた施設ではありません。

国民の「生命と財産を守るため」に造られた重要な構造物です。

正式名称は「首都圏外郭放水路」といいます。

場所は埼玉県春日部市にあります。


この施設が完成した後、この周辺は大雨による浸水被害を極端に減少する事ができました。

しかしこうした施設が一般公開されるのは極めて珍しいかと思います。


土木技術とは国民生活を平常に送っていただくための「縁の下の力持ち」なのです。




■「首都圏外郭放水路」はこちらです■

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2009年12月28日 (月)

2009年 私の選んだ建設流行語大賞

本日は建設ブロガーの会一斉投稿記事の日。

すっかり忘れており、仲間の記事を読み気が付きました。



誰かも書いていましたが、私にとっても今年はある転機の年であったように思います。


兼ねてから自分の心の中に秘められていた

「地域活性化の仕事をしてみたい・・」

これが現実的に実行できそうな出会いがいくつかあった年でした。


その中であえて私自身の流行語として選ばせていただければ次の言葉です。


それは『道』です。


この道を行けばどうなるものか
危ぶむなかれ 危ぶめ
ば道はなし
踏み出せばその一足が
道となり その一足が道となる
迷わず行けよ 行けば
わかるさ


そうです、あのアントニオ猪木の名言です。



私も迷わず行ってみたいと思います。

そうすればきっと何かがわかるに違いありません!!

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2009年8月12日 (水)

北海道横断自動車道根室線

本州方面の方を中心に北海道に高速道路はいらないという不要論を唱えられる方がいらっしゃいます。

しかし北海道の温泉や観光地の隅々まで走り尽くした私から申し上げさせていただければ、それは北海道のある一面しかご覧になっていない方ではと思ってしまいます。

確かに北海道の道路は幅員も広く直線区間も本州に比べると多くなっている事は事実です。

広大な北海道では主要都市間移動時には峠も越えなくてはなりません。
特に積雪期には多くの重大事故も発生し決して安全な道路とは言えません。

危険区間については道路改良やトンネル掘削も行われていますが、通年安定した物流や観光誘致を考える時、高速道路網の整備は必須です。

また北海道では過疎地も多く地域医療の広域化が進み、高度医療利用における緊急搬送にも高速道路は不可欠となります。

» 続きを読む

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2009年7月28日 (火)

「ポンニタチナイ」

「ポンニタチナイ」と聞き、皆さんは何を想像されたでしょうか。

「ポンニタチナイ」は「ポン仁達内」とも表記します。


「ポンニタチナイ」は北海道北東部、宗谷支庁管内浜頓別町にある地区の名称です。

地名の由来はアイヌ語の「ポン」「ニタッナイ」からきています。

「ポン」は「小さい」という意味で、「ニタッナイ」は「湿地・川」という意味です。
つまり小さな湿地帯という意味になります。


今回何故ここをご紹介するかと言えば、私が建設会社勤務時に担当した数少ない現場の一つだったからです。

今から30年前の昭和54(1979)年、品質管理を担当していた高速道路の現場が終了し、上司から命じられた行き先がここ浜頓別町「ポンニタチナイ」だったのです。

私が行く前、先輩が路盤工迄を完了しており、私はそれを引き継ぎ舗装工を担当します。

とは言っても入社2年目、しかもそれまでは高速道路の品質管理の仕事しかした事がありませんでした。

一人で任される事はありがたいのですが、現場未経験の私にこの現場が無事勤まるのでしょうか。

発注は北海道宗谷支庁です。
畑地帯総合整備事業、通称「畑総」と呼ばれ、農業生産性を向上させるための事業の一環です。 


ただ舗装工事の場合、会社のベテラン舗装班がいるので、私の仕事は現地プラントに買い合材のトン数を電話で注文するのがメインです。

当時の休日は月に2回、第2,第4日曜日だったと記憶しています。
高速道路もなかったので札幌から車で6時間近くかかる距離です。

それでも若かったので、休日は必ず札幌へ戻っていましたね。
そしてススキノで飲み歩いていました。
ある意味それが元気の源だったのかもしれません。

とにかく休日が少なかったので、給料を使う場所も時間もなかったので、すすきのに出かけた時は思いっきり弾けていたように思います。(笑)



さて、先月仕事で稚内まで行く機会があったので少々遠回りですが昔懐かしい現場へ立ち寄ってみたのです。

浜頓別町にある「はまとんべつ温泉ウィング」に立ち寄ったあと、道道84号豊富浜頓別線を豊富方面へ走行します。

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浜頓別市街から5km程走行すると、その現場があります。

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30年経っても自分が担当した現場というのは覚えているものですね。

さて当時の現場を走ってみます。

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農道ですので通行する車はほとんどありません。

これは当時と変わっていないようです。

ここにこれだけ立派な舗装路が必要なのか疑問に感じる方もいらっしゃるかと思いますが、明日の農業を活性化させる為にはやはり必要なのだと思います。


と、謳い文句を言ったのですが・・・

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活性化できずにこの地を去られた方もいるようです。

当時、お昼休みになると近所の酪農家の方が毎日搾りたての牛乳を沸かして持参してくれました。

その酪農家の方の家は今もあるのでしょうか・・・

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そのお宅はありました。

工事が終わるとき、お世話になった御礼に庭先を無償で舗装させていただいた記憶があります。

昔はそんな余裕(時間も費用的にも)があったのですね。

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今はどちらかというと都会の生活に慣れてしまっていますが、たまにはこうして田舎の風景に触れると、昔の自分が蘇ってくる感じがします。


さて、皆さんはどんな現場が思い出に残っていますか?




■ポンニタチナイはこちらです■


より大きな地図で ポン仁達内 を表示

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2009年7月22日 (水)

験をかつぐ

がついていないとき、何をやってもうまくいかない時。

そんな時、皆さんはどんな験をかつがれていらっしゃるでしょうか。


近くのお社に神頼みに行かれる方もいらっしゃるかと思いますが、私は仕事先で見つけたちょっとしたアイテムを利用させていただくことがあります。



先日も、お客様を訪問する際走行した国道ですが、その番号がなんとも験が良いのです。

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パチンコをされる方にはうってつけのありがたい国道標識です。

それでは幸運を呼ぶ?「国道番号」標識をじっくりとご覧下さい。

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ただあまり見とれていると思わぬ事故に遭遇する危険性があります。

ここは鹿との衝突多発地帯です。

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くれぐれも安全運転でご走行願います。



※国道番号に「777」はありませんが、道道には777号があります。
ニセコ近郊の真狩村と留寿都村を結ぶ、道道777号川崎三の原線です。
国道333号でご利益の少ない方はそちらへお廻り下さい。

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2009年7月20日 (月)

看板は大切だ!!

先日十勝方面へ出張しました。

その際、10数年前に一度訪ねて以来久しく立ち寄っていなかった山中の温泉を再訪してみることにしました。


国道274号から十勝特有の直線路が続く道道へ入ります。

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このような直線路を走行する場合、是非ご注意いただきたことがあります。

それは、ほとんどの交差点に信号機がなく、片方に一時停止の標識が立てられているのが一般的です。


しかし、夏の観光シーズン等はこの標識を見落とし交差点に進入し衝突事故が発生し、その多くが死亡事故につながっています。
(※十勝型事故と呼ばれています)

交差点手前では自分の走行写真が優先だからと言って安心せず、左右からの車を確認しながら安全にご走行下さい。



そして十勝は釧路・根室地区と並び酪農地帯でも多くあります。

道道337号上士幌士幌音更線沿線にこんなユニークな看板がありました。

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新鮮なクリームジャムを製造販売している牧場です。

牧場の詳細は下記URLへ
http://www.milkjam.com/

今回は時間の都合で立ち寄っていませんが、北海道の地方道を走行していると、北海道らしい風景や楽しいお店との出会いが多くあります。


どうぞ皆さん、ご家族揃って北海道へお出かけ下さい。

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2009年7月 8日 (水)

海の幸シーズン到来

北海道は海の幸が豊富で美味しい季節になりました。

道内に住む方にもそうですが、特に道外からの観光客にオススメなのがこちらのお店です。

道南せたな町にある「浜の母さんの食事処」です。

名前もユニークでいいですね。

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国道229号を島牧村からせたな町へ入ってまもなくにあります。

お店前の幟が食欲をそそります。

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いつも活気のあるお店です。

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こちらが食事メニューです。

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美味しい訳はこの生け簀にあります。

このお値段を見てびっくりです。

安い!!!


食事している時間のない方にはこちらの弁当がオススメです。

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「うにごはん」と「海弁」です。
新鮮なうにや魚介類を使った逸品です。

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海を眺めながらこちらの席で食事も良いでしょう。

今年は北海道で建ブロ会開催がないので、道外の建ブロメンバーに食べていただけないのが残念です。

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今はまさに「うに」が旬ですね。

量は少々少なめですが、うに丼はこの時期どこのお店へ行っても最低2000円以上します。
気軽に食べてみたいという方には丁度良い価格と量かもしれません。

そしてこの日ちょっとラッキーな事が・・・

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開店3周年記念で「ヒラメ」の刺身が無料で付いてきました。



やっぱ、この時期は北海道だべさ!!

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2009年7月 2日 (木)

ゴッペカエスな

北海道の道路を走っていると難読地名に出会う機会が多くあります。

しかし地名以外にその意味が良くわからない内容の標識や看板を見る事があります。

国道229号せたな町を走行していると道路脇に次の看板があります。

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ちょっと見えにくいので拡大してみます。


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ゴッペカエスな ゆっくり走ろう!」

と書かれています。

もしかすると北海道の人間でもこの意味がわからない人がいるかもしれません。


皆さん、この意味がおわかりになりますか?



実は私、この言葉に馴染みがあります。

私の生家は農家で当時祖母が良く使っていたのです。

その使用例です。

食事準備中、魚を炭火で焼いていました。
ちょっと目を離した瞬間魚が焦げてしまい、炭状態になってしまい祖母が一言・・・

「いやぁやぁ~、ごっべかえしてしまったぁ!!」

という感じです。


「ゴッペカエス」とは

・大失敗をする
・大損をする
・取り返しのつかない事をする

etc...

と言うような意味で使われます。

という事で、北海道を車で走行される場合スピードに注意し安全運転でお願いします。

くれぐれも「ゴッペカエス」ことのないようお願いいたします。



■ちなみにこの看板がある場所はコチラです■

より大きな地図で ゴッペカエスな を表示

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2009年6月26日 (金)

熊の入った家

北海道も暑くなってきました。

暑くなると気も緩み何となく脱力感にかられますね。

そんな方はご自身に”喝っ!”を入れるためにも北海道へお越し下さい。


北海道が涼しいのは気温だけではありません!!

是非、体の心底涼しさを体験下さい。

例えばこちらの家・・・
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ここはアイヌ語で「シリエトク」、地の果てを意味する「知床」です。

熊の話が日常茶飯事聞かれる場所です。

そしてこれを逆手にとってすぐ近くには・・・
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はいはい、何でも商売にしちゃいましょう。

民宿ですので宿泊もできますが食堂もありますので食事に立ち寄りも可能です。
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運が良ければ生の「羆」を見ることも・・・


一人での訪問に自身のない方は熊撃退経験を持つこの方とご一緒下さい。(爆)

建ブロ会メンバーのこの地域担当はこの方になります。(笑)



なおこの近くに有名な無料露天風呂がありますがそちらの方は私にお任せ下さい。

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2009年6月23日 (火)

国道279号 ※海上国道

北海道には総延長約6500km国道があります。


本州では国道が他県に跨っている事はごく当たり前の事ですが、北海道では基本的に国道の起終点が北海道内で完結しています。

しかし、3本の国道だけは北海道内で完結していません。

それは国道279号、国道280号、国道338号です。

今回紹介する国道279号を除き、国道280号及び国道338の国道標識は北海道内にないためお気付きにならない方も多いかと思います。

「ちょっと待って下さい、国道279号だって見たことないよ!!」

とおっしゃられる方も多いかと思いますが、これは標識があります。

それは函館駅前にあります。

国道278号を湯の川温泉方面から函館駅方向に向かうと次の道路標識があります。
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これでは標識がわかりずらいので拡大してみます。

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標識に従い左折すると、交差点に次の標識がありました。

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さらに写真をアップすると

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ここが国道279号の起点です。

起点は函館市電「函館駅前」でもあります。
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それでは道路標識に従って国道279号を辿ってみたいと思います。

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市電の線路に沿って直進します。

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道路標識では次の交差点を右折になっています。

標識通りに右折すると・・・

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あれれ・・・

この先は海ですけど・・・

もう少し進んで見ましょう。

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国道はこの桟橋で終わりになっています。

道路反対方向に振り向くと

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確かにここが国道279号であることに間違いありません。



実は国道279号の起点は北海道函館市ですが終点は青森県上北郡野辺地町となっています。

このように海で一旦国道が事実上寸断され、この区間をフェリー等を利用することを前提とした国道を「海上国道」と言っています。

前述した国道280号(起点:青森市、終点:函館市)、国道338号(起点:函館市、終点:青森県上北郡おいらせ町)も海上国道となっています。

しかし北海道内にはこの番号の国道標識は存在しません。

ちなみに国道280号は国道228号、国道5号と、また国道338号は国道279号と北海道内では全線重複しています。

重複国道では2つの国道標識が表示されている例もあるので、個人的には是非表示してもらいたいと思います。(笑)

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海上国道は全国に20路線以上存在します。

私が昨年走行した国道28号(起点:兵庫県神戸市、終点:徳島県徳島市)もそうです。
※写真は淡路島内を走行中です。
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今でこそ明石海峡大橋や大鳴門橋の開通により車で往来が可能となりましたが、それ以前はフェリーにより連絡していました。

また岡山県と香川県を結ぶ瀬戸大橋も高速道路ではなく実際は国道30号バイパス(自動車専用道路)ですし、東京湾アクアラインも国道409号なのです。

国道ってこうして調べてみると結構面白いデータが詰まっていますね。

お子さんの夏休み自由研究の題材にいかがでしょうか?(笑)

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2009年6月16日 (火)

越川橋梁(第一幾品川橋梁)

鉄道ファンである私は地方へ出張した際、秘境駅を訪問したり廃線跡を訪ねたりする事があります。


最近は体力がないので、車でその近くまで行ける場所に限定されてきました。

先日の出張で北海道東部、知床観光の玄関口である斜里町に土木遺産として残る廃線跡橋梁を訪ねてみました。

越川橋梁は斜里駅(現、知床斜里駅)根室標津駅を結ぶ根北線にあった橋梁です。

根北線は斜里側の一部、斜里駅と越川駅間のみが開通し営業していました。

当時の時刻表(昭和41年3月号)が手元に残っていました。
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その橋梁とは通称、越川橋梁と言われているものです。
正式名称は「第一幾品川橋梁」と言います。

この橋は道路橋ではなく、かつて計画されていた国鉄根北線に架かる橋梁です。
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実はこの橋、未完成だった訳ではありません。

橋梁自体は全体が完成していました。

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しかしその後この根北線は完成を見ないうちに1970年(S45)廃線となり、逆にこの付近を通る国道244号の整備拡張のため完成していた橋梁の一部が取り壊されてしまいました。


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その事が橋梁下にある説明板に書かれていました。


施工は戦時中であり、戦地における”鉄需要”のため、写真からおわかりになるようにほとんどが無筋コンクリートで造られています。


鉄道橋も”土木”であり道路整備も”土木”です。


こうした新旧の土木技術を目の当たりにすると土木技術者の一人として実に感慨深いものがあります。



※このすぐ近くに200円で入浴できる「越川温泉」があります。

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2009年6月 5日 (金)

skype講座・・・北海道から広島へ

私が毎年担当させていただいている電子納品に関する講座において、時々道外の講師の方々にご協力をいただいています。

と言っても、わざわざ北海道へ来ていただくのではなく、ITツールを利用してお話しをいただくものです。

そのツールとは「Skype」です。

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今年4月下旬、社団法人中空知地域職業訓練センター協会に於いて開催された「電子納品総合講座」ではこの方に「Skype」を利用し講師をお願いしたのです。

こちらの講師の方は電子納品に関してはその道のプロであるばかりでなく、容姿も良く(いわゆるイケメン)さらに美声の持ち主と、三拍子揃っているのです。
ただ残念なのは職種柄女性の受講生がほとんどいない点です。


国土交通省発注工事における電子納品に関しては基本的には全国同じ基準・要領(案)に基づき実施されているのですが、その運用面に関しては若干の地域特性があります。

中でも、北海道と中国地方の電子納品における一番大きな相違点は発注者から提供されるCAD図面形式が挙げられます。

中国地方ではその多くがSXF形式で受注者に提供されているのに対し、北海道ではその形式で渡されるウェイトはかなり低くなっています。

日頃受講生自身が直接関わる発注部署の情報を見聞きするのは当然の事ですが、こうした道外の事例を聴講することは全国における電子納品動向を把握できる大変有用な機会であり、受講生からの意見も大変好評をいただきました。



さてそんな中、先日今までと逆のパターンで講座のお手伝いをさせていただくこととなりました。

私がSkypeを通じ、広島県三次市にある職業訓練法人広島北部地域職業訓練センター会場にいらっしゃる受講生の皆さんに向けお話しさせていただきました。

普段講座で話慣れているとはいえ、Skypeを通じた講座は妙に緊張してしまいました。

対面した講座と違いその受講生の空気を直接感じ取ることができませんが、少しでも現場のお役に立てる内容であったのであれば幸いです。

私の説明不十分な点は、今や全国から引っ張りだこのこの方が現地にいらっしゃったので、きっとフォローしていただけたものと勝手に思っています。



こうした講座交流は受講生にとって最新の地域情報を入手できる格好の機会になるかと思っています。

今後の講座の中でもこうした交流を継続していきたいと考えております。

ということでど凡さん、この度は大変お世話になり誠にありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

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2009年5月27日 (水)

北海道らしさ・・・

北海道観光に来られる方は北海道に何を一番求められお越しになっているのでしょうか。

もちろん人気動物園の見学やグルメもその楽しみの一つかと思います。

そして私が感じているのは大自然と雄大な景色ではないでしょうか。

これは北海道観光に関わらず言える事かも知れませんが、見知らぬ土地を訪ねそこで目にする風景や空気に触れる事は何よりも大きな感動を呼ぶに違いありません。

特に北海道に於いては手つかずの自然が数多く残っておりその大自然が有する景観は北海道観光最大の売りだと私は思っています。



この時期本州方面では夏日が伝えられています。

でも北海道の山間部を走る道路では冬期間の通行止めがようやく解除され、その道路周辺では残雪が多く見られます。
(※北海道の地方道では半年間以上通行できない道路が多く存在します)
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道外から来られた方にとってはちょっとした季節感のギャップを感じとっていただけるのも北海道の魅力だと私は感じています。

もちろんこの周辺の空気はとても新鮮なので脳をリフレッシュしてくれます。

札幌近郊に住む私も時折脳内の空気入替に時間を見つけやってきます。


さらに雄大な山を背景にした北海道らしい風景も目にする事ができます。
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北海道には北海道人からすれば見慣れた風景であっても他県の方から見れば垂涎の絶景となる場所が数多く存在しているのです。

北海道観光のあり方、そして北海道観光の情報提供及びその情報共有について一度原点に立ち返り見直してみる事も必要かもしれません。

これからの北海道は新緑がまばゆく温暖な季節に入ります。


また前回報告の通り「生ウニ」をはじめとする美味しい食材も旬を迎えます。

どうぞ皆さんお揃いで北海道へお出掛け下さい。

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