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2007年9月13日 (木)

資格というものは・・・

私は電子納品に関連した講座の講師を担当させていただいています。


一応、RCE、SXF技術者の資格を有しています。

が・・・・この資格が大いに役立っているかと言えば、決してそうではありません。

今日は少しこの辺りの事について書いてみます。



私も以前は土木技術者で、道路工事の現場を担当していました。

土木技術者時代に一級土木施工管理技士という資格を取得しました。

しかし、それを活かす前に転職してしまいました。


その後、IT業界...というと聞こえはいいですが、コンピュータソフト業界に転身しました。

このソフト業界は基本的に資格がある意味不要な世界なのです。

私がソフト業界に転身して最初に感じたのは「どのような資格を持っているか」ではなく「具体的に何ができるか」でした。


そこには、資格・学歴はある意味全く関係ありません。

但し、経験は役に立ちます。

この役に立つ経験とは、作成する業種ソフトの実務経験を有しているかという点です。

具体的に言うと、建設業向けのソフト開発には、建設業の経験がないといいソフトはできません。

それは、現場プロセスや業界常識が理解されていなければ、それに見合ったユーザーインターフェースが組み立てられず、使い勝手の悪いものなってしまうからです。




さて話しは変わりますが、私がソフト業界内で業態転向したのは1995年のWindows95発表の時です。

MS-DOS時代はオーダーメイド主体のソフト需要が多かったのですが、Windows95登場によりソフトの互換性が向上し、一つの作成ソフトが多くのメーカー系機種で動作する時代の到来です。

そのままソフト開発を続ける選択肢もありましたが、開発要員の人件費を含むコストを考え、一部を除き撤退を考えました。

その後は、自分が得意とする?建設分野に関連した業務を、と言うことで現在の電子納品に関する講師活動や支援業務に至っている訳です。

それと伴いRCE(最初はRCI)、SXF技術者資格を取得しました。



前置きが長くなってしまいましたが、前段で書いた「どのような資格を持っているか」ではなく「具体的に何ができるか」についてですが、現在の仕事でも言えます。

例えば営業先で名刺を出し、そこに記載されている私の資格を見て「へぇ~、こんな資格あるんですか...」というレベルが多いのです。

それもそうです、この資格がなければ電子納品の講師や支援をできないという規定はどこにもありません。(一部国や地方自治体向けの講習では内規があります)

つまり我々業界の資格は現在そんな位置付けです。

小難しい電子納品ルールを知っているよりは何ができるかが現場では重要です。


例えばCAD製図基準(案)を理解していても、図面を描けるスキルがなければ現場では役に立ちません。

逆に言えばCAD製図基準(案)を理解していなくても、図面をスムーズに描けるスキルを有する者が重宝がられます。

それは現場の実務を理解しているものであれば常識です。

それは私が現在担当させていただいている電子納品関連の講座でも言える時代になってきました。



これに関連した事がまだまだありますが、今回は長くなりますので次回へ続く・・・事にします。

次回は私が講座カリキュラムでお世話になっている「建設イラストの巨匠」の話題も登場します。




それでは。

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