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2007年10月19日 (金)

MICHIシステム #4

MICHIシステムの4回目です。

現在運用の道路工事完成図等作成要領は、下記の「道路施設基本データ(MICHIデータ)」「道路工事完成図(完成平面図)」の大きく二つの処理に分かれます。



●道路施設基本データ(MICHIデータ)
1.道路施設基本データ(電子データ
2.道路施設平面図(道路維持台帳附図等)
3.イメージデータ(現況写真、一般図等の電子データ)
4.その他関係資料


●道路工事完成図(完成平面図)
5.完成平面図



前回までの記事で、1.道路施設基本データ(電子データ)と2.道路施設平面図(道路維持台帳附図等)について説明しました。

今回は3.イメージデータ(現況写真、一般図等の電子データ)4.その他関係資料について説明したいと思います。

    

イメージデータは、道路施設一般図および現況写真を指します。

道路施設一般図は、以下の条件を満足する構造一般図、全体一般図等です。

・施設と道路との位置関係が把握できること。
・道路線形、幅員構成等が把握できること。
・施設の断面図等により、高さ方向や交差状況等の寸法等が把握できること。

一般的に、道路施設一般図は、平面図、断面図、正面図及び側面図が単一図面(1ファイル)で構成される事が多いが、施設規模等によってはこれらを分割し、複数図面(複数ファイル)として作成しても良いと規定されています。

現況写真は、施設の全景や周辺状況等を撮影した写真画像で、別表に示す撮影方法にしたがって撮影された写真画像(スキャニング画像)またはデジタルカメラ画像です。

現況写真は、当該施設に対して最大5枚(5ファイル)まで作成できます。


一般図や現況写真が対象となる施設を含め、イメージデータ作成に関する詳細は「道路工事完成図等作成要領 平成18年8月」45頁の「5)イメージデータ作成」を参照願います。

北海道開発局にあっては「道路施設基本データ作成要領(案) 平成19年8月」17頁の「2-6 イメージデータ(道路施設一般図・現況写真)」を参照下さい。



イメージデータの作成登録が完了しましたら、データチェックを行います。

データチェックには「道路工事完成図等チェックプログラム(Ver1.05)」が必要となります。
※2007年4月27日改訂版

「道路工事完成図等チェックプログラム(Ver1.05)」道路工事完成図等作成支援サイト → 「ダウンロード」 → 「作成支援ツール」 → 「道路工事完成図等チェックプログラム Ver1.0.5)」 → 「Download(LZH形式:15.4MB)」よりダウンロードして下さい。

ダウンロード後チェックプログラムをインストールし、その後正しく起動するか確認をお願いします。
一部正しく起動しない場合があります。

それはJavaのバージョンが古い場合に発生しているようです。

この場合の対処法は「道路工事完成図等チェックプログラム<利用マニュアル> 平成18年10月」5ページの「4.インストール」を参照願います。

私も同じ症状が発生しましたがJavaのバージョンJRE1.5.0したら無事起動しました。


チェックには大きく4つのパターンがあります。

1.全データの最終チェック

2.完成平面図データのチェック(SXF Ver3.0)

3.完成平面図データのチェック(SXF Ver2.0)

4.道路施設基本データのチェック


審査機関へデータを送る場合は、上記4の「道路施設基本データのチェック」を実施し、エラーが無いことを確認します。エラーがある場合はデータの修正を行い再度チェックを行います。

チェック方法に関してはダウンロードした「道路工事完成図等チェックプログラム(Ver1.05)」解凍後の「マニュアル」フォルダ内の利用マニュアル(PDF)を参照願います。

北海道開発局にあっては「道路施設基本データ作成要領(案) 平成19年8月」27頁の「3.道路施設基本データの審査・電子納品」を参照下さい。



エラーが無いことを確認できましたら、「道路施設基本データ作成支援システム Ver.2.0.8」から下記帳票の印刷及電子ファイル出力を行います。

■印刷する帳票
1.道路施設基本データ総括表
2.道路施設基本データ一覧表
3.道路施設基本データ詳細表

それと
4.道路工事完成図等チェックプログラム結果ログ


■電子データ(作成支援システム上から出力されます)
※CD-RもしくはMOにて審査機関へ提出します。
1.道路施設基本データ詳細情報
2.イメージデータ(道路施設一般図)
3.イメージデータ(現況写真)
4.道路施設基本データ位置図
5.工事管理ファイル(INDEX_C.XML)
6.その他管理ファイル(OTHRS.XML)
7.道路施設基本データ管理ファイル(ORG999.XML)


また、以下に示すような、データ作成の根拠となる資料等を紙または電子データで提出します。

■その他関係書類
 ①工事平面図
 ②縦断図
 ③標準定規図(横断図は不要)
 ④排水系統図
 ⑤構造物一般図(形状寸法詳細図)
 ⑥附帯施設一般図(形状寸法詳細図)
 ⑦数量内訳書(数量計算書は不要)
 ⑧重要構造物(橋梁・トンネル・洞門等)の設計条件記載資料
 ⑨工事竣工図面
 ⑩その他必要と思われる設計図書 等



審査機関へ提出後は結果を待つのみです。



あとは道路工事完成図(完成平面図)を仕上げる事になります。


お気づきになったかと思いますが、審査機関へは道路工事完成図(完成平面図)は提出しません。

審査機関へ提出するのは道路施設基本データ(MICHIデータ)のみとなります。




さて、次回はいよいよこの道路工事完成図(完成平面図)について説明します。


北海道開発局においては「出来形(しゅん工)完成平面図」なるものの作成が特記仕様書にて義務づけられている工事が存在します。

基本的には道路工事完成図(完成平面図)同様の図面なのですが、道路工事完成図等作成要領に規定されている施設(全国標準47種類)に加え、北海道開発局独自の施設データ作成があり、さらに標準施設の作図に関しても、北海道開発局が独自に規定した細分化されたレイヤー分けが必要です。

作図に際してのレイヤー定義特記仕様書に明記されています。

これにつていも次回以降説明を予定していましたが、独自レイヤーに関する内容について変更予定があり、詳細は来月開催予定の説明会でお話があるようですので、誤解を招くといけないので私の方では詳細の説明を差し控えます。




それでは。

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コメント

毎回、興味深く読ませていただいてます。

MICHIシステム未経験なので、大変参考になります。

今後も、他では見られない有用情報を楽しみにしています。

投稿: ちょーろー | 2007年10月19日 (金) 10時12分

■ちょーろーさん
そう言っていただけると投稿の励みになります。

北海道開発局では独自施設と独自レイヤー規定があるので、北海道開発局発行の作成要領(案)を基本にした方が良いですね。

信頼できる情報筋によると、来月の説明会ではさらに独自レイヤーの追加があるとのことです。

投稿: 北海太郎 | 2007年10月19日 (金) 10時35分

コメントもせずじっくりと読ませていただきました(失礼しました)
「道路施設基本データ作成支援システム」につきましては各地方ごとで違っているようですね。(中国と九州では入力する項目が少しず違っていました)
しかし北海太郎さんの書かれていた内容と同じものの、「出来形しゅん工図」が何か気になります。出来形図(平面図のみ?)のことなのですかね?

また、はっきりしたらよろしくお願いします。もしかして北海道発の書式の波がコチラまで来るかもしれませんので(笑)

投稿: もぐら | 2007年10月19日 (金) 22時16分

■もぐらさん
「出来形(しゅん工)完成平面図」については北海道開発局独自の取扱なのでおそらく他の整備局へ波及する事はないと思います。
「出来形(しゅん工)完成平面図」は北海道開発局が従来から道路施設維持のため管理している道路施設台帳にあたるものです。マイラー仕様でインキングされているものです。

特記仕様書を見ると工事の規模によってはこのマイラー仕様によるインキングが免除されているのですが、それと道路工事完成図作成との関係がいまいち私も理解できてない部分があります。

来月の説明会に参加しましたら詳細を報告できればと思っています。

投稿: 北海太郎 | 2007年10月19日 (金) 22時40分

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