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2008年1月

2008年1月25日 (金)

地域再生フォーラムⅣ -空知再生への包括的戦略-

今年もあのフォーラムが開催されました。
厳しい経済環境下の北海道空知地方です。
空知は私の生まれ育った故郷です。元気のない故郷を見るのは実に忍びないものがあります。
空知の地域再生をテーマに今後の建設業についてお話を聞かせていただきました。



全国数多き建設業協会の中にあって、いち早くIT化を推進し、協会HPのブログ化をはじめ協会員全体のリテラシー向上を成し遂げた空知建設業協会主催のフォーラムです。


今回も会場は満員御礼となりました。

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詳しい内容は下記をご参照下さい。

http://makiken.at.webry.info/200801/article_12.html



それでは。

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2008年1月15日 (火)

MICHIシステムと審査機関

現在、私は国土交通省北海道開発局発注、情報ボックス工事道路施設基本データ作成(以下、MICHIデータという)を行っております。

工事延長は約15kmあります。



MICHIデータ作成にあたっては、「道路工事完成図等作成要領(国土交通省 国土技術政策総合研究所発行)」に準拠します。

しかし、北海道開発局においては別途、「道路施設基本データ作成要領(案) 北海道開発局発行」が存在します。

北海道開発局発注工事においては、こちらの作成要領(案)に準拠しデータ作成することになります。



それでは、国総研発行要領とどこが違っているのでしょうか。


作成が必要な施設に若干の違いがあります。

北海道開発局では作成必要な施設として

D110  のり面  【追加】
E200  防災備蓄倉庫  【追加】

が追加されており、

E330  光ケーブル施設  【除外】

がデータ作成対象から除外されています。


それ以外に道路施設位置図作成に関する規定があります。


国総研発行の作成要領では

「道路施設基本データ位置図は道路台帳附図、路線図等を基に、データ作成した施設の位置が明確に判別できる情報を明記したものとする。」

とあります。

要するに当該施設の位置が特定できるものであればベースとなる図面の絶対的指定は特にありません。

しかし北海道開発局の場合は、

「道路施設基本データ位置図は、原則として道路維持台帳附図(そのうち道路基本図を使用)に当該施設の位置および延長方向を示すものとする。ただし、新規バイパス道路等、対象工事区間の道路維持台帳附図が存在しない場合は、路線図や竣工平面図を使用して、道路施設基本データ位置図を作成してもよい。 」

となっています。

つまり北海道開発局工事では道路維持台帳附図が存在する区間では、附図を使用して位置図を作成しなくてはなりません。



附図は発注者監督職員の方から当該工事区間分をもらう事ができます。(通常tif形式になっています)

実際この附図に表記されている距離標(キロポスト)と発注図(路線図)記載の距離標が合っていない場合が多く見受けられます。

この場合は、附図の距離標上に合わせ施設を旗揚げします。

いわばこの方法は北海道独自方式かと思います。



北海道開発局において国道に関する工事発注は道内に点在する札幌、小樽、函館、室蘭、旭川、留萌、稚内、網走、帯広、釧路の10ヶ所の開発建設部より行われます。

従ってMICHIデータの審査も各開発建設部により違ってきます。


10ヶ所の開発建設部がありますが私が知るところ、審査機関は7社です。

いずれも(財)北海道道路管理技術センターの分室もしくはセンターから委託されたコンサルタント会社です。

※開発建設部  →  【所在地】審査機関

札幌、網走、帯広 → 【札幌】(財)北海道道路管理技術センター分室

小樽 → 【札幌市】コンサルタント会社 ※本社は小樽

函館 → 【函館市】コンサルタント会社

室蘭 → 【室蘭市】コンサルタント会社

旭川 → 【旭川市】コンサルタント会社

留萌、稚内 → 【留萌市】コンサルタント会社

釧路 → 【釧路市】コンサルタント会社



さて、今回私が担当するMICHIシステムは室蘭開発建設部発注のため、質問は室蘭にある審査機関に行うことになる訳です。

今回の現場における附図が存在する区間とそうでない区間が存在したため、位置図付番やデータ作成にについて問い合わせのメールをさせていただきました。

お昼前にメールをしたら夕方過ぎには返信をいただきました。

大変迅速な対応です。私も正直びっくりしてしまいました。


以前、某開発建設部(室蘭開発建設部ではありません)のMICHIを担当した際は数日間返信がありませんでした。
これは審査機関担当者の怠慢ではなく、処理しなければならない事案を多く抱えてしまっているからなのです。

特に、【札幌】(財)北海道道路管理技術センター分室で3ヶ所の開発建設部発注工事のMICHIデータの審査や質問等に対するサポートをおこなっています。

しかもどこの審査機関も主たる担当者が2名で行われている場合が多いのです。



これから年度末に向け、MICHIデータの質問提出が集中する時期かと思います。

提出予定の現場代理人の方は早めに準備をされた方が良いでしょう。



ちなみに登録施設によっては工事写真とは別に、MICHIデータ登録用に指定された方向から撮影した写真も必要になります。



現場代理人の皆さん、その写真は撮られていますか?



北海道の積雪地域では、現時点で写真が撮影できない部分もあるかと思います。

いずれにしても、今後工事発注段階でMICHI対象工事では事前の準備が大切になります。





それでは。

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2008年1月12日 (土)

人生の哲学 #12 『商品を発意する』

久しぶりに人生の哲学シリーズを書いてみます。

今回は12回目『商品を発意する』です。



私の周りの建ブロの皆様は発想力に秀でている方が多く、いつも感心させられます。


自分自身の過去を振り返ってみると、サラリーマン時代と独立後ではその気構えや行動スタンスが全く違っている事に気付きました。

サラリーマン時代は口ではとやかく言いつつもいつも受け身の立場で行動していたように思います。
上司からの命令に文句を言いながらただひたすら忠実に仕事をこなしていました。
それで毎月お給料がいただける身でしたので、すっかりそれに甘んじていたのだと思います。



現状景気は冷え込み、北海道は全国の中でも最悪の状況下にあります。

黙っていても何の進歩も変化もありません。特に建設業では淘汰の時代に突入しています。
この淘汰は建設業に限った事ではありません。どの業界にもあるごく当たり前に存在する競争原理の産物です。

厳しい時こそ知恵とその行動力が真価を発揮します。



私は独立後大阪に本社がある一部上場の電機メーカーさんとお取引をさせていただく機会を得ました。

このメーカーで製造されているある家電商品の工場を見学させていただいた時、私の想像を遙かに超えた努力が日々実行されている事を初めて知りました。



それは「見えない結果への挑戦」です。



私が見た家電新商品開発には、単純かつ地道なデータ収集が行われていました。

いつ判明するとも解らない研究期間は数年に及ぶこともあるそうです。スタッフ一同一丸となり目標達成に向かい昼夜努力されています。

しかし最悪の結果、目標に到達する事無く終焉を迎える商品開発もあるとお聞きし、研究開発の難しさや競争に勝つ抜くため課せられるエネルギーの大きさに驚愕しました。

出来上がった製品一つ一つに長年の苦労と開発者の思いが詰まっている事を消費者はほとんど知る由もありません。



さて、建設現場ではどうでしょうか。

通常請負工事の場合、その多くは「見える結果への挑戦」かと思います。
(現場代理人の裁量により結果は大きく違いますが・・・)

建設業界における、「新技術」 、「新工法」 、「新素材」 etc...の研究開発部門「見えない結果への挑戦」にあたるのではないでしょうか。日々個々の現場で実施される創意工夫も十分新しいものへの挑戦です。


公共工事発注方式にも「性能規定発注方式」が登場する時代となりました。

どちらかといういと道内企業不得手とする分野です。



私も現役時代、会社の上司に良く言われました。

「うちの規模でそんな研究や開発やったって無駄だ!・・・」

と、全く否定的でした。


今だから私は言わせていただきます。



それはあなた自身の尺度でしょ。



貴方はうちの会社がその程度だと勝手に決めつけていやしませんか?



確かに内容にもよりますが、中小零細でもできる研究工夫は目の前に数多くあると思います。


重要なのは前向きな考えとやる気適正な人材配置そしてそれを支援する経営者の存在に他なりません。



記事の最後にも登場しますが、経営の神様と言われた松下幸之助氏は数多くの名言を残されています。

ある日、人から

「おたくの会社何をする会社ですか」

と聞かれ

「うちは人を育てる会社です。そして電機製品も作っています」

と答えた話はあまりにも有名です。

そして次の名言も残されています。

とにかく、考えてみることである。
工夫してみることである。
そして、やってみることである。失敗すればやり直せばいい。



過去の私も含め現在建設業に従事されている方は何故にこの職業を選択されたのでしょうか。

それは単なる生活の糧としてでしょうか、それとも工事完成時の誇りと達成感を感じるためでしょうか。

少なからずそのような後者の理念を持つ技術者でありたいと私は思います。

そして、今後はそのような苦労を惜しまず日々努力されている企業こそ是非生き残っていただきたいものです。



業界は違いますが、あの経営の神様の「一日一話」は何度聞いても心に深く感ずるものがあります。

『商品を発意する』

商売をしている人は、その商品を買って使われる人の立場というものが一番よくわかります。ご需要家のみなさまが商品について日ごろ抱いておられるご不満、ご要望というものを聞く機会が一番多いのが商人でしょう。したがって、真にお客さまの要望にそった商売をするためには、そのご不満なりご要望を聞きっぱなしにするのでなく、それを自分で十分に咀嚼し、商人としての自分のアイデアを考え出す。いわば、みずから商品を発意してそれをメーカーに伝え、改善、開発をはかるよう強く要望していくことが大切だと思います。そこまでしてこそはじめて、真に社会に有益なほんとうの商売というものも可能になるのではないでしょうか。
出典:松下幸之助「一日一話」十月14日 PHP総合研究所。

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2008年1月 4日 (金)

建ブロの日【2008、新たな年への意気込み】

本日は今年最初の建ブロの日です。


今回のお題は【2008、新たな年への意気込み】です。


月日の経つのは早いものです。

つい先日前回の「建ブロの日」記事を書いたよな気がします。
(実際普段の月より間隔が短かったので当たり前ですが・・・)



さて今年2008年への展望ですが、私自身が率先して何かを行うというよりは、周りの優秀な建ブロの皆様の新しい展望に対するご協力をさせていただこうと考えております。



随分消極的な発想です。 (笑)



私が日常の建設CALS/EC業務の中で感じたテーマや実例について皆様にわかりやすい解説とともにお伝えできればと思っております。



道路工事完成図、MICHIシステム、そして今年はTS(トータルステーション)絡みの話題も登場するかもしれません。

いずれにしても現場負担はあきらかに増加傾向にあります。


少しでもそれら不安や問題点解決に向け提起・提案させていただきたいと思います。

そして諸処の問題点解決にも私なりの僅かな知恵を提供させていただければと思っています。





電子納品に関してはその操作手法習得よりも日常のデータ管理やパソコンの高度有効活用への時代へと変化を遂げております。



昨年一部建ブロの皆様が即戦力となるようなツールやソフト紹介をされていらっしゃいますが、私も何らかの形で現場でお役に立つようなアイデア等を提供ができればと考えております。





引き続き自分自身のスキルアップも含め、他の建ブロの皆様のご意見を参考に頑張ってまいりたいと思います。



こんなブログではございますが、本年も当ブログを何卒よろしくお願い申し上げます。

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2008年1月 1日 (火)

あけましておめでとうございます

謹賀新年!



新しい年を迎え皆様いかがお過ごしでしょうか。

昨年は大変お世話になり誠にありがとうございました。



建設CALS/ECにおいては、道路工事完成図道路施設基本データ(MICHIデータ)の電子納品化に伴う新しい基準等もあり、現場技術者の皆様におかれましてはご苦労やご心配も多いかと思います。


それら不安を少しでも払拭いただけるよう、基準・要領(案)の解説実務運用上の問題点提起とその解決法について今年もご提供できればと考えております。




今年も当ブログを何卒よろしくお願いいたします。

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