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2008年1月15日 (火)

MICHIシステムと審査機関

現在、私は国土交通省北海道開発局発注、情報ボックス工事道路施設基本データ作成(以下、MICHIデータという)を行っております。

工事延長は約15kmあります。



MICHIデータ作成にあたっては、「道路工事完成図等作成要領(国土交通省 国土技術政策総合研究所発行)」に準拠します。

しかし、北海道開発局においては別途、「道路施設基本データ作成要領(案) 北海道開発局発行」が存在します。

北海道開発局発注工事においては、こちらの作成要領(案)に準拠しデータ作成することになります。



それでは、国総研発行要領とどこが違っているのでしょうか。


作成が必要な施設に若干の違いがあります。

北海道開発局では作成必要な施設として

D110  のり面  【追加】
E200  防災備蓄倉庫  【追加】

が追加されており、

E330  光ケーブル施設  【除外】

がデータ作成対象から除外されています。


それ以外に道路施設位置図作成に関する規定があります。


国総研発行の作成要領では

「道路施設基本データ位置図は道路台帳附図、路線図等を基に、データ作成した施設の位置が明確に判別できる情報を明記したものとする。」

とあります。

要するに当該施設の位置が特定できるものであればベースとなる図面の絶対的指定は特にありません。

しかし北海道開発局の場合は、

「道路施設基本データ位置図は、原則として道路維持台帳附図(そのうち道路基本図を使用)に当該施設の位置および延長方向を示すものとする。ただし、新規バイパス道路等、対象工事区間の道路維持台帳附図が存在しない場合は、路線図や竣工平面図を使用して、道路施設基本データ位置図を作成してもよい。 」

となっています。

つまり北海道開発局工事では道路維持台帳附図が存在する区間では、附図を使用して位置図を作成しなくてはなりません。



附図は発注者監督職員の方から当該工事区間分をもらう事ができます。(通常tif形式になっています)

実際この附図に表記されている距離標(キロポスト)と発注図(路線図)記載の距離標が合っていない場合が多く見受けられます。

この場合は、附図の距離標上に合わせ施設を旗揚げします。

いわばこの方法は北海道独自方式かと思います。



北海道開発局において国道に関する工事発注は道内に点在する札幌、小樽、函館、室蘭、旭川、留萌、稚内、網走、帯広、釧路の10ヶ所の開発建設部より行われます。

従ってMICHIデータの審査も各開発建設部により違ってきます。


10ヶ所の開発建設部がありますが私が知るところ、審査機関は7社です。

いずれも(財)北海道道路管理技術センターの分室もしくはセンターから委託されたコンサルタント会社です。

※開発建設部  →  【所在地】審査機関

札幌、網走、帯広 → 【札幌】(財)北海道道路管理技術センター分室

小樽 → 【札幌市】コンサルタント会社 ※本社は小樽

函館 → 【函館市】コンサルタント会社

室蘭 → 【室蘭市】コンサルタント会社

旭川 → 【旭川市】コンサルタント会社

留萌、稚内 → 【留萌市】コンサルタント会社

釧路 → 【釧路市】コンサルタント会社



さて、今回私が担当するMICHIシステムは室蘭開発建設部発注のため、質問は室蘭にある審査機関に行うことになる訳です。

今回の現場における附図が存在する区間とそうでない区間が存在したため、位置図付番やデータ作成にについて問い合わせのメールをさせていただきました。

お昼前にメールをしたら夕方過ぎには返信をいただきました。

大変迅速な対応です。私も正直びっくりしてしまいました。


以前、某開発建設部(室蘭開発建設部ではありません)のMICHIを担当した際は数日間返信がありませんでした。
これは審査機関担当者の怠慢ではなく、処理しなければならない事案を多く抱えてしまっているからなのです。

特に、【札幌】(財)北海道道路管理技術センター分室で3ヶ所の開発建設部発注工事のMICHIデータの審査や質問等に対するサポートをおこなっています。

しかもどこの審査機関も主たる担当者が2名で行われている場合が多いのです。



これから年度末に向け、MICHIデータの質問提出が集中する時期かと思います。

提出予定の現場代理人の方は早めに準備をされた方が良いでしょう。



ちなみに登録施設によっては工事写真とは別に、MICHIデータ登録用に指定された方向から撮影した写真も必要になります。



現場代理人の皆さん、その写真は撮られていますか?



北海道の積雪地域では、現時点で写真が撮影できない部分もあるかと思います。

いずれにしても、今後工事発注段階でMICHI対象工事では事前の準備が大切になります。





それでは。

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