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2008年2月

2008年2月17日 (日)

RCE、RCIの集いin北海道

先日2/15にRCE,RCIの集いin北海道が札幌市内にて開催され、私も参加してきました。

主催はCALSスクエア北海道(CSH)です。

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CSHは今日までCALS/ECの普及・啓蒙活動を草の根的に行っており、発注者を交えた電子納品講座も開催されています。
まずはCSH会長、長瀬氏の挨拶です。
今日までのCSH活動についてお話いただきました。




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今回、CALS/EC関連資格であるRCE、RCIを有する有志が集い、各自の今日までの活動状況や今後の資格活用についてお互い意見を交換するものです。


2時間という短い時間の中、これといった結論を見出すことはできませんでしたが、志を同じくする仲間と触れ合うことができた大変貴重な時間でした。

正直な所、本音の話はこの会議の場よりこの後の懇親会が本番です。(笑)

会議に出席された方全員が懇親会へ出席しました。
今回の皆さんは何とも熱い思いをお持ちのようです!

懇親会会場は「上海月(シャンハイムーン)」というお店です。


会議の2時間では話し足りなかったようです。


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でもほんの一部の方は単にススキノで飲みたかっただけだったかもしれません・・・(笑)

※文中の写真と記事は大いに関係あります。(爆)






ここのお店はCSHメンバーのある方行きつけのお店のようですが、残念ながら今年3月いっぱいで閉店してしまうそうです。

店内の女性は大変お綺麗な方ばかりなので、残念です。
この度は大変楽しい一日を過ごさせていただきました。


CSHの皆様、そして参加された資格者の皆様、大変ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

上海月のスタッフの皆様、撮影にご協力ありがとうございました。

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2008年2月 4日 (月)

建ブロの日【建設業と3D】

今回のテーマは・・・・・


私には難しい!


さて、建設業において3Dの必要性を大きく感じたのは5年前、大学と産学官連携の研究を行った時です。

研究テーマは
TabletPCと携帯端末を用いた橋梁点検支援システムの構築
です。

私が学生時代専攻していたのは交通計画でした。
当時お世話になった教授(橋梁工学)から卒業生でコンピュータソフト開発を行っていた私に声を掛けていただいたのです。

正直、私は学生時代から橋梁工学や構造工学系は大の苦手でした。(笑)

しかしせっかくのお申し出だったので快諾させていただきました。




研究概要は1950年代から1960年代にかけた高度成長期に建設された多くの橋梁が耐用年数の60年を迎えるため、その健全度診断を早急に行う必要があり、それを簡便に実施する手法を研究するものです。

現在では橋の高寿命化が図られ耐用年数100年を目指しています。


現在橋は道路同様、私たちが生活を営んでいくためになくてはならない社会資本の一つです。

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関門橋(1994年8月2日 九州旅行・壇之浦PAにて)
 ※今回の記事と関門橋は直接関係ありません。



橋梁の点検にはいくつかの手法がありますが、まずは目視による確認です。

その確認結果、クラックズレ等をチェックし橋梁図面にその位置程度を記録し写真撮影も行います。


しかし橋長が短い場合は図面や資料も少量ですが、ある程度以上の橋長となればその図面や資料は膨大となります。

それでもあらかじめ点検箇所を決めて行う場合は事前に膨大な資料を印刷の上、現場に持参すればよいのですが、予期せぬ緊急点検(地震や災害時)時はその余裕はありません。



また橋の構造複雑なものも多く、設計者以外がその構造を図面上から把握するのにはそれなりの時間も要します。


この時の研究では、過去資産として維持点検用に保存されている紙ベース図面デジタルデータ(イメージファイル)化し、それをサーバーに見立てたパソコンにデータベースとして蓄積管理します。

この事により橋梁点検の際図面資料を事前印刷することなく、当該橋梁現場にてモバイル端末を利用し必要な情報を閲覧し、さらにその点検事項を入力等ができるようにするものです。


システムの概要をお聞きになられた方は、ある意味画期的なシステムと思われた方も多いかもしれませんが、実際研究を開始すると幾多の問題や改善点が見えてきました。
その一例を下記に記載します。

1.紙で保存されてた橋梁図面をデジタル化する手法としてイメージファイル化しました。本来であればCADデータのようなベクトルデータとして扱う方が利用性が向上しますが、時間や費用に問題がある。

2.モバイル端末のデータ転送速度や電波不感地帯での対応に問題がある。

3.橋の図面(2D)をパソコンの小さな画面上で確認する事は極めて困難である。

4.点検者はそれなりの橋の専門家でなくてはならず、短期間に多くの点検をするための点検技術者の養成が必要。

・・・等々



研究結果として、ITを利用した点検システムにはまだまだ多くの問題点を抱えてはいますが、IT機器の発達、通信網の高度化整備が進む将来を見据えると十分実用性があるとの結論でした。


ここで重要なのが橋梁図面資料デジタルデータです。
今回の研究では単に2次元のイメージデータとして利用しましたが、これでは点検現場において利便性が良くありません。

ではどうすれば良いか。


最善の方法は図面の3次元(3D)化です



特に上部工部分の図面を3D化し、点検の際点検者視点と図面視点が同じであれば、点検効率やそのデータ記録の有用性が一段と高まります。



現在、国土交通省建設CALS/ECアクションプログラム2005が進行しています。

その中に16の目標が掲げられています。
今回の記事に特に関連していると思われる項目を太字にしてみました。
(私の勝手な判断です)


目標-1 入札契約情報の提供方法の工夫による情報収集効率の向上
目標-2 入札説明書のインターネットを通じた配布による調達手続きの効率化
目標-3 契約手続きの電子化による調達手続きの効率化
目標-4 CADデータ交換標準の改良による情報交換の効率化
目標-5 3次元情報の利用を促進する要領整備による設計・施工管理の高度化
目標-6 入札契約手続に関するシステム間連携による調達手続きの効率
目標-7 地質データの提供による調査分析・施工計画の精度向上
目標-8 施設情報を提供して技術提案募集によるコスト縮減と品質確保
目標-9 完成図を利用した管理図の蓄積・更新の迅速化・効率化
目標-10 維持管理データベース更新の迅速化・効率化
目標-11 GIS管理図に重ね合わせた施設情報管理の効率化
目標-12 現場からの情報取得による作業の効率化
目標-13 情報モデルの管理によるシステム間の情報交換・共有・連携の促進
目標-14 取組状況の公開と研修テキストの共有による全国的展開の促進
目標-15 数量計算をCADで可能とする体制整備によるコスト縮減
目標-16 工事施工中の情報交換・共有の効率化


しかし実態として、CADファイルの標準形式SXFの普及が遅々として進んでいない現状を考えると、3D実現は前途多難ではないでしょうか・・・

将来の国をはじめ地方自治体におけるアセットマネジメントを有効に行うためにも、橋梁図面の3D化は欠かせないと私は考えています。



文中、橋梁の専門家ではない私が書いた記述ですので、もし間違いなどがございましたらコメント等でご指摘いただければ幸いです。

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