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2008年10月30日 (木)

人生の哲学 #14 『使命感半分、給料半分』

4ヶ月ぶりに人生の哲学シリーズを書いてみます。

一応私は小さな会社の経営者をやっております。
以前と違い現在は少人数で運営していますが、過去にはそれなりの人数が会社で働いていました。

私自身、会社を経営して一番難しい事は「人を使う」という事に尽きるかと思っています。
もちろん資金繰りも重要な要素ですが、社員の働きによってその売上や利益は大きく変わる事になりますので、やはり人事掌握が肝心です。

我が社も創立後23年を過ぎ経営者として日々反省点も多く感じています。

それは会社が順調な利益を上げ成長期の昇給にありました。


経営者として安直だったのは「給与を上げれば社員は働く」という方程式を描いたからです。
後にそれは大いなる勘違いである事に直面します。

もちろん給与は高いにこしたことはありません。

日本の政治も同じ事が言えるかも知れません。

定額減税や高速道路料金の引き下げを含めたバラまきに近い景気対策。

しかし今本当にしなければならい事は他にあるように思います。
フリーターを含め非正規雇用者を減らし、また高齢者が安心して余生を楽しんでいただける抜本的施策が必要なのではないでしょうか。

会社で言えば社員が会社のために使命感を持って働く、国家で言えば平和で豊かな生活のため働く生き甲斐を持って納税をするということではないでしょうか。

年金も納付したが納付できない、国保の保険料を払いたいが払えない。
頑張りたいと思う人間が働ける場を提供されてこそ明るい将来があるのだと思います。


さて経営の神様といわれたあの方はどのようにおっしゃっていたのでしょうか?

『使命感半分、給料半分』

人間には、“欲と二人連れ”という言葉もあるように、自分の利によって動くという面と、使命に殉ずるというか、世のため人のために尽すところに喜びを感ずるといった面がある。だから人を使うにしても、給料だけを高くすればいいというのでなく、やはり使命感というものも持たせるようにしなくてはほんとうには人は動かない。もちろん使命感だけで、給料は低いというのでも、これはよほど立派な人でない限り不満を持つだろう。普通の人間であれば、使命感半分、給料半分というところだと思う。  そのようなあるがままの人間性に則した処遇をしていくところに、適切な人の使い方があると言えよう。 出典:松下幸之助「一日一話」十月30日 PHP総合研究所。

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