2009年1月 2日 (金)

建ブロの日 【初夢】

正月早々大きな忘れ物をしていました。

そうです、本日が2009年最初の建ブロの日だという事です。

先ほど会長のブログを訪問し気付きました。(笑)
きっとあの巨匠も本日付けの記事タイトルが違う内容だったので忘れているに違いありません。


さて、今回のお題は【初夢】です。


しかし今回のお題そのものを忘れていたので特に初夢を覚えていません。(見てないかも・・・)

ということで初夢ではありませんが、今年の抱負という観点から書いて見たいと思います。


ブログを初めて3年目。
多くの方との出会いがあり、それを糧とし日々仕事に精励してまいりました。

私のブログを取り巻く環境は大きく分類させていただくと「建設」「観光」となります。

私はその両方の立場で記事を書いております。
(かなり「観光」に偏った感は否めませんが・・・)

今年2009年はこの両方のジャンルの橋渡しとなる何かを具現化したいと考えています。


いずれにしても建設業が今の数のまま全部が生き残る事は不可能です。
自然淘汰を待つのか、はたまた自ら行動し新たな道を模索するのか、それは各企業の考えがあるものと思います。


北海道は日本国内に於いてこれだけ観光資源に恵まれた都道府県は存在しません。
これを新たなビジネスに活かさない手はありません。
(既にそれにチャレンジ、参入している企業も多くなっています)


全国的に冷え込んだ経済状況ですが、こんな時こそ元気を出し明るい未来に向けチャレンジする気迫が必要です。


税金に頼らない自立した北海道を目指し微力ですが頑張りたいと思います。
お金は日本国内だけではなく世界を回っているのです。

「観光」は「建設」と違い直接顧客と向き合うため、その満足度の反応が敏感に伝わってきます。
また、その運営の自由度も格段に高くなっています。
そしてそこで得られたお金は税金という形で国や自治体へ還元されます。
また外国人旅行客に対しては貴重な外貨を得る機会でもあります。

一見「建設」と「観光」は無縁にも感じますが、同じ国土交通省の所管なのです。

昨年10月1日、国土交通省内に観光庁が設置されました。


私にとっては今年がその行動を始める元年になるかと思います。


それが私の常日頃の夢であり正夢となる事を願ってます。

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2008年12月12日 (金)

建ブロの日 【私が選ぶ投稿大賞】

今年も残すところあと2週間少々となりました。
そして今年最後の建ブロの日一斉投稿となりました。

今回のお題は【私が選ぶ投稿大賞

正直大変難しいお題です。


本来であれば本業のCALSネタに関した記事から投稿大賞を選ばせていただくところですが、最近の私は年齢と共に記憶力が著しく低下しております。

記事を読んだ時に大いに共感を得て
この記事なかなか鋭いところを突いてるなぁ~」とか「え、ええっ!」という新発見とか・・・そして単純に笑いと安らぎを与えてくれる記事もあります。

そんな中、私は2つの記事を選ばせていただきました。

まず1つはこちらです。
●どぼんの電子納品体感記
【建ブロの日】スポーツと私
(投稿日:2008年10月10日)
  ↓↓
http://reboot.livedoor.biz/archives/50628123.html

どぼんさんとは昨年直接お会いさせていただき、サンフレッチェ広島に命を捧げる姿に感銘いたしました。
(※写真は昨年ファーム富田「北海道中富良野町」にて)
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北海道へ来られた時もそうでしたが、今回投稿大賞として紹介させていただく記事内に写し出されたバイクスーツ姿のどぼんさん・・・

実に生き生きした笑顔と多大なるエネルギーを感じさせてくれました。

年齢を重ねるたび、青春時代の日々がしばしば懐かしく思い出されます。
そしてあの頃、将来何を目指していたんだろうと思い起こす度、現実との狭間にいる自分に気付かされるのです。

幾つになっても年齢に関係なく熱くなれるものを持ち続けたいものです。

肝心の選考理由を書き忘れました。

最大の理由はおじさんに
「勇気と希望」
を与えてくれた点です。




私のもう1つの投稿大賞はこちらです。

●もぐらくん
全国野生生物保護実績発表大会
(投稿日:2008年12月3日)
  ↓↓
http://mogura.livedoor.biz/archives/51291028.html

※もう一つの関連記事はこちらへ
「三次環境フェスタ2008」
  ↓↓
http://mogura.livedoor.biz/archives/51279941.html

広島県三次市の田舎にお住まいになっているもぐらさんの地域活動に関したものです。
この度、もぐらさんがお住まいの安田小学校が全国表彰を受けました。
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全国野生生物保護実績発表大会において『(財)日本鳥類保護連盟会長賞』を受賞したのです。
本当におめでとうございます。

安田小学校は全校児童25名の大変小規模な小学校です。
実は私が通っていた小学校も全校児童80名規模で複式学級方式でした。

今年広島県訪問の際その地を訪問させていただきましたが、その山間の風景を見て何やら故郷へ帰ってきた錯覚を覚えたのです。

幼い頃の自分を振り返り、このような自然環境が子供の豊かな想像力を育みそして感性が研ぎ澄まされているのだと痛感します。

それをPTAの立場から支えているもぐらさんご夫婦の姿が想像できます。

また私もそうでしたが、自宅にはおじいちゃん、おばあちゃんも住んでおり、小さい頃からこのような3世代で住む事は、子供の心の教育に非常に大切だと思っています。

こちらの選考理由は
「自然との共生」
及び心の教育に感銘した点です。



今回この御両名には広島で開催されて「建設ブロガーの会in中国(瀬戸内海サミット)」で大変お世話になりました。
あらためまして感謝申し上げます。

私の投稿大賞はこんな感じでしたがいかがでしょうか。





さてここで番外編の投稿大賞をご紹介します。
私の趣味である温泉に関してです。

全国にその名が知れ渡った「夕張市」。
先日そこに降って湧いた問題が発生しました。

●北海道中 野湯くりげ ☆紀行(管理人:ぴかリンさん)
記事は何本か関連して掲載されています。

http://37964346.at.webry.info/200810/article_3.html

 ↓↓

http://37964346.at.webry.info/200811/article_5.html

 ↓↓

http://37964346.at.webry.info/200811/article_10.html

私もこの露天風呂に関しては記事を書きましたが、この問題を取り巻く奥の深さを感じてしまいました。

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2008年11月11日 (火)

【建ブロの日】私の寒さ対策

またまた【建ブロの日】がやってきました。

今回のテーマは「私の寒さ対策」です。

札幌の寒い夜はこちらで胃の中から暖まります!!
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飲んだ後はこちらで体全体を暖めます。
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えっ!?



まだ寒い・・・・・




それではこちらで暖まりましょう。

札幌から車でわずか3時間半ほどです。
ほんの少々遠いのが難点です。

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心も体も間違いなく癒されること請け合いです。

ここは秘湯「岩間温泉」です。
北海道中央部、東大雪の山中奥深くにあります。

入浴料は無料です。
(※熊出没多発地帯ですので訪問時は十分注意が必要です)

なお来年の建ブロ会特別オプショナルツアーコースです。
※温泉マンタオル保有の方は強制参加となりますのでよろしくです。(爆)


■場所はこちらです。 温泉手前は大変な悪路となっています。また川の中を車で横切る必要もあります。訪問は4WD車でないと困難かと思います。

大きな地図で見る

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2008年10月10日 (金)

【建ブロの日】スポーツと私

あっという間に毎月恒例【建ブロの日】がやってきました。
今回のお題は「スポーツと私 」です。

スポーツと聞いて・・・
中学校時代の野球を思い出した。
野球部に所属し早朝から深夜まで泥まみれになりながら奮闘していました。
高校時代は文化系の部活だったので運動系は少しお休みでした。
大学時代はテニス同好会に所属し時々プレイしていました。


社会人になってからは最初に勤めた道路会社のイベントで野球大会に参加したくらいでしょうか。

その後独立後はもっぱらゴルフに勤しんでいました。

ピーク時は年間50回程コースに出ていましたが、それは個人で楽むというよりは接待ゴルフが中心でした。
併せて夜のススキノにも繰り出していましたので、健康に良い面と悪い面を繰り返していた感があります。


さて、最近の事を考えると全くと言って良いほどスポーツに関わる機会がありません。

スポーツと迄いかなくとも散歩やジョギングも始めたいと思っていますが掛け声だけで実際の行動になかなか移す事ができません。

いつも愛犬と散歩のこの方、学校行事に精を出し運動不足とは無縁のあの方・・・皆さん素晴らしい体型の方ばかりです。

また私よりの年齢が上にも関わらずスマートな体型で42.195kmを走られるこの方を思いだし尊敬の念を抱かずにはいられません。

近い将来きっとこの方もその世界へ足を踏み入れられることと確信しています。(笑)



今年7月広島で開催された瀬戸内海サミットに参加しました。
改めて集合写真を見ると私の体型はメタボの筆頭格です。(笑)
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広島訪問前に大分県の湯平温泉に立ち寄りしました。

ここは急な傾斜地に温泉街が形成されており、私は気温33度の猛暑の中、温泉街の端(麓)から端(頂上)まで歩いた(登山?)のでした。
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以前山登りも経験していますが、それよりも過酷な散策となりました。

その時の記事はこちらへ。

あやうく真夏の大分の名湯で遭難しそうになりました。



しかしこの時痛感したのは

「運動不足だなぁ~」

でした。


真剣に何か運動やスポーツを始めないと大変な事になりそうです。

毎月29日、あの方の記事を見ながら自助努力したいと思います。


もう温泉だけでは健康管理ができない私になっています。

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2008年9月 9日 (火)

【建ブロの日】小さい秋みつけた

【建ブロの日】がやってきました。

今回のお題は「小さい秋みつけた」。

簡単そうですが難しいテーマですね。


今年は突発的豪雨で大きな被害を受けた地域もあり全国的に異常気象の傾向にあるように感じています。


9月に入り北海道も比較的暖かな日が続いています。

北海道で秋を感じる樹木と言えばナナカマドがあります。

北海道では大変ポピュラーな樹木で、市町村の木に指定している所も多くなっています。

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ナナカマドは秋になると赤い実を一杯に付けます。
この光景を見て秋を感じることができます。




私は高校卒業まで田舎で育ちました。
最近特に感じるのは確実に北海道は温かくなってきていることです。

我が家は昔農業(稲作)を営んでいましたが、この時期になると霜や冷害を気にする毎日だったと記憶しています。

道路が燻煙で視界不良となるあの光景が今ではとても懐かしいです。


当時、「北海道は寒冷地だから本州のような美味しい米なんかできない!」と言われ続けてきました。

ところが地球温暖化の影響なのか、北海道はいつしか米生産の好適地になりつつあります。
嬉しい反面、これからの地球環境が大いに心配になってきました。



さてこの時期郊外を走ると黄金色に輝く稲穂を見る事ができます。
まもなく収穫の時期を迎えます。

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今年は豊作のようですね。


農家育ちの私にとってはこれが「小さな秋みつけた」かもしれません。

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2008年8月 8日 (金)

建ブロの日 「宮島宣言」に募る想い

あっという間に恒例の建ブロの日がやってきました。


今回のテーマは「宮島宣言」です。



関係者以外の方にはこの「宮島宣言」が一体何のことおわかりにならないと思います。

ここで簡単に経緯をご説明させていただきます。


そもそも建設ブロガーの日(建ブロの日)とは、建設業に関したテーマを中心に熱き意見をブログ上に投稿し、その記事を通じその思いを同じくする全国に点在するブロガー、いわゆる建設ブロガーが2007年1月東京に集結し第1回目の建設ブロガーの会(オフ会)が開催された事に始まります。

会議は大盛況となり第2回開催は北海道でとの提案を受けCSH(CALSスクエア北海道)が主催し札幌をメイン会場として開催されることとなりました。

この北海道開催告知を建ブロメンバーが特定の日に一斉発信しようという企画になり昨年6月6日一斉投稿されました。

そしてこれを機に、毎月ゾロ目の日(土日祝日の場合は直後の平日)に、一つのテーマについて一斉投稿するというものです。


そして今年7月20日、「建設ブロガーの会in中国2008(瀬戸内海サミット)」と題し、第3回目となる会議が広島市にて開催されました。

今回は広島での開催という事もあり、山陰地方や九州から参加いただいた方もいらっしゃり、例年以上に盛会となりました。

会議前日(7/19)、広島市の繁華街である流川にて「前夜祭」が華やかに開催されました。
関係者一同こちらが会議のメインであったのではとの意見が多数を占めていました。(笑)

翌日(7/20)、広島市アステールプラザにて「本会議」が実施されました。
午前中3時間の予定でしたが、議論が白熱し時間が足りない状況でした。

参加された皆さんの熱き思いがひしひしと伝わってきたひとときでした。


その後9名の個性溢れるメンバーが宮島に集結し、引き続き熱き討論が行われました。

そしてその席上ここに「建設ブロガーの会」運営理念が採択されました。



まさにそれが「宮島宣言」なのです。



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※この宮島宣言はオートシェイプの巨匠であるnikumaru氏デザインによるものです。



この日まで建ブロが個々の思いをブログにぶつけ、またオフ会において熱き意見交換を行ってきました。

今回ここ瀬戸内海サミットに集まった建ブロの思いをさらに前進させるため運営理念が発表され、これが宮島宣言となりました。


ommunication
建設業に携わっている人々にエネルギーを与えるサイトを目指します。

ind
企業の壁にとらわれず、志を同じとする人を集め結束します。

hare
意見交換を経ることにより、よりよき情報のシェアをはかります。

私たちは、この運営理念を掲げ、建設業のイメージを向上し、社会に貢献できるコミュニティを目指していきます。

平成20年7月20日 建設ブロガーの会 会員一同



いい言葉であり理念ですね。



さて、個々のブログで建設業に関連し熱き思いを投じていた仲間がここに集いその思いを一つにしました。

しかし、ここに集うブロガーがすべて同じ行動をする訳ではありません。

それぞれの立場において建設業の未来に向け発進し続けます。

今後は現在のメンバーに加え、思いを同じくする多くの仲間を迎えさらに熱き思いを意見交換していく事になるかと思います。



「建設ブロガーの会」は営利を目的とした会ではありませんので、企業広告や商品告知そして一方的な情報収集を目的とした参加についてはご遠慮いただいています。



現在のメンバーは大きく下記の3パターンに分類されるかと思います。

1.現在建設業もしくは建設関連コンサルタント業に従事する技術者の方

2.建設業に関連する業務を外部から支援・指導する業務を行っている方
   (建設CALS/EC関連、電子入札・電子納品に関する業務等)

3.建設関連の報道、出版等の業務を行っている方
 (業界新聞、業界誌、その他出版関連等)

基本的にはブログサイトを持ち記事を投稿されている方が主ですが、ブログを書かれていなくともコメント参加されている方もその対象となっています。

私の立場は上記2に該当します。

具体的には建設現場における電子納品関連の支援及び公的職業訓練機関主催による建設IT講座(CPDS認定)講師を主たる業務としています。



さて、この宮島宣言で採択された

ommunication
ind
hare

の3つの運営理念おいて自分にできる事を考えてみます。
(一部理想となる”夢”の部分も含まれますがご了承下さい)


メンバー一同の思いは「建設業を良くしたい」という点です。


今回の理念にある、ommunication(会話)、ind(結束)、hare(共有)は基本的要素であると思います。



そして私は近未来、ommunication(会話)の”C"にCreation(創造)を付け加えたいと思っています。



今建設業が低迷する理由の一つに公共工事削減に対する受注減があります。
また受注できたとしても低価格で安全施工や完成品の品質に不安が残る場合もあります。

特に北海道に於いてはその傾向が顕著に表れています。

少ない仕事に多くの業者が殺到し、技術力を売りした企業、もしくは低価格による落札など両極の形も生まれつつあります。



受注する努力も大切です。

受注したら安全に所定工期内完成させる事も大切です。

地域住民に迷惑を掛けず、社会貢献する事も大切です。



しかし、これはずべて仕事があってこその前提です。

でも仕事がないのであれが仕事を創る努力もどこかでなされるべきと私は考えます。

建設業は今何を為すべきか?

今一度考えて見る時期に来ているのではないでしょうか。

 

この会が発展するためには同時に建設業も元気でなければなりません。

思いを同じくする有志が今後大きな壁を乗り越えていくためにもより一層業種を越えた結束が必要となることでしょう。

決してこの会が自己満足型で完結することなく発展していく事を心より望んでいます。


私はその一部でも実現できるよう建ブロ会員として今後も活動を行って行きたいと思います。

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2008年7月 7日 (月)

【建ブロの日 私が短冊に書きたいこと】

私が短冊に書きたいこと・・・

それは

よりよい地球環境世界秩序


です。



どこかで聞いた言葉ですね。

そうです本日から開催される北海道洞爺湖サミットの主テーマです。

まぁ教科書的解答はさておき、日常生活における切実な願いを書いてみます。




それは健康です。

40代では特に気にする事もなかったのですが、50代に入り自分の体にも変化を感じ始めました。

最近では五十肩です。


それは突然やってきました。

街中の駐車場で駐車券を取る際、突然私の肩に激痛が・・・

話に聞いていましたがこれが五十肩だったのです。




この病に特効薬はなく、日頃の運動不足等が原因とされています。


念のため近くの整形外科へ行きお医者さんに診ていただくと

「お風呂入浴時に両肩を20回程度グルグルと回して!」

との事です。



普通の状態であれば肩を回す事など何でもないことなのですが、五十肩の私にとっては地獄の特訓です。

お陰様でその後自然と痛みはなくなり通常状態に戻りました。

またいつあの痛みが出るのではと戦々恐々としています。



風呂上がりに鏡の前で自身の体型を見るたび日頃の運動不足を感じずにはいられません。

短冊には「健康」の文字を書かせていただくと同時に、これから毎日簡単な運動を日課とする事を誓いたいと思います。



それにしても七月の広島は暑そうですね!!
北海道人にとって数日間はまさに地獄の特訓となります。

益々健康に気をつけなくてはいけません(笑)



それでは。

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2008年6月 6日 (金)

「建ブロの日・1周年企画 みんなで止めよう温暖化」

本日は昨年北海道で開催された「建設ブロガーの会in北海道」をきっかけに開設された「建設ブロガーの日」です。

毎月1回ゾロ目の日(土日祝日の場合は直後の平日)に全国の建設ブロガー同一テーマで記事を書くというイベントです。


そしてそのイベントが今回1周年を迎えます。

それを記念して建設ブロガーという枠を超え全国のあらゆるジャンルのブロガーの方に参加いただき同一テーマで記事を書いていただこうという事になりました。

またブログをお持ちでない方もコメント参加していただく大イベントです。

今回のテーマは

「建ブロの日・1周年企画 みんなで止めよう温暖化」

です。



おそらく私の周りの著名な建ブロの皆様から素晴らしいご提案があると思いますので、私は自分の趣味の立場からこのテーマに触れてみたいと思います。


私の趣味は温泉巡りです。
また温泉に限らず大きな湯船の銭湯も好きです。

体が大きな私にとって自宅の小さな湯船はあずましくありません
※あずましくありません→「あずましい」という北海道弁の否定形で居心地が良くない、落ち着かないという意味です。


源泉掛け流しの湯がお気に入りですが、日常生活の中ではそんな贅沢も言っていられません。




さて、話は変わりますが皆さんのお近くに銭湯はないでしょうか?


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最近銭湯の数が激減しています。

一つには各家庭にお風呂があることと、郊外の大駐車場を完備した大型入浴施設が誕生していることにあります。


各家庭でお風呂を入れる(沸かす)場合、電気式給湯器を利用していない場合、その多くが石油やガス、希に石炭や薪が燃料になっていることと思います。


その場合各家庭よりCO2が排出されます。

私はその排出を削減するため銭湯の利用を提案したいと思います。


近くに銭湯がある方は是非利用していただきたいのです。

温暖化にも水資源の有効活用にもなります。

そして何より家族の会話が増えます。

親子で銭湯へ・・・
お風呂でのマナーを教える良い機会です。

車を利用し遠くにある大型入浴施設へ行くのであれば、車からのCO2排出に繋がりその効果もあまりありません。

多少の距離であれば運動がてら歩いたり自転車の利用が良いのではないでしょうか。

となればメタボ対策にも効果的です。





いつも出張して泊まるホテルで思う事があります。

各部屋にあるお風呂はたった一人の人間が利用するために実に多量の水を必要とします。

何とももったいない話です。


お風呂好きの私は出張の際努めて大浴場があるホテルを選択する事にしています。

大きな湯船に浸かりリラックスできますし、何よりも大勢の方の利用によりCO2削減水資源の有効利用を図ることができます。


お風呂好きの私が今回のテーマに無理矢理結び付けてしまった感がありますが、まんざら間違った考えでもないかと自負しております。



そして北海道に住む私にとって地球温暖化は最近目に見えて感じる点が多くなっています。

年々平均気温が上昇し、暖かい北海道になりつつあります。

変な話ですが一昔前まで冷害に悩まされていた北海道の米農家は今はそれほどでもなくなったと聞きます。



私が幼少の頃、仙台は雪の降る町というイメージがありましたが、今はその面影はほとんどありません。


もしかすると近い将来、札幌にほとんど雪が降らなくなるかもしれません。

そんな時、本州や四国、九州沖縄の気象はどうなっているのでしょうか。


私達世代で対処できる点は後世に禍根を残さぬよう努力する必要があります。

個人個人の些細な積み重ねが最も大切なのかもしれません。


何やら纏まりのない記事になってしまいましたが、私の温暖化防止に関する意見を書かせていただきました。


それでは。

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2008年5月 7日 (水)

建ブロの日【ビジネスで考える建設業】

本日は毎月恒例の建ブロの日です。

本日のテーマは【ビジネスで考える建設業】です。
大変難しいテーマですね。(笑)


私なりの視点で今回のテーマに関して書いてみたいと思います。


今から30年前、私は北海道の地方大学土木関連学科を卒業し、札幌に本社がある道路舗装会社に就職しました。

そもそも大学で土木関連に進んだ理由は就職先を北海道内に限定していた私としては、土木関連であれば就職に困る事はないだろうと安易に考えていたからです。

当時、建設業には活況がありました。
仕事がないなどという事は考えられませんでした。

仕事はきつく勤務時間も長くそして休日も少ないのに、今考えると良く頑張っていたと思います。

そのエネルギー源は給与であり賞与であったと思います。
同期就職組の中ではかなり高収入だったと思います。

私が就職した翌年、NECからパーソナルコンピュータPC8001が販売となりました。
当時、建設業にも必ずIT時代がやってくることを確信し購入した私です。

価格は本体のみで168,000円です。

今から29年前の話ですから、かなり高額な商品でした。

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当時このようにパソコンを操作していると必ず上司から

「おまえ、何遊んでるんだ!」

と言われたものです。

仕事のヤル気は上司によって大きく変わるものです。
結局この会社は3年で辞めてしまいました。


その後札幌にある土木設計コンサルタント会社に就職しました。

実は道路舗装会社を辞めた最大の理由は「自分の時間が全くとれない」からです。


土木設計コンサルタントでは道路舗装会時代よりは時間がとれるようになりましたが、それでも満足のいくものではありませんでした。

ただ土木設計コンサルタント会社に勤務したことは私にとって2つの事が大変勉強になりました。

1.純民間の大型プロジェクトに関する仕事ができた点。

2.施工側とは違い、設計者の立場で土木というものを見る事ができた点。
(※全てではありませんが、設計者側に現場実務を知らずに設計している者が多いと気が付きました(笑))




さて、今回のテーマである【ビジネスで考える建設業】についてですが、この場合は、仕事の依頼先(発注元)をに分けて考えなくてはなりません。



が依頼先の場合は当然その支払いに税金が使われます。

発注元に不渡りや倒産がありませんので、多くの建設業は官発注の公共事業受注に鎬を削ります。

しかし私が現場技術者として従事していた頃は、それほど鎬を削る事も少なかったと思います。
それは潤沢に仕事があったからだと思います。

というよりも安定して分配?されていた感がします。

それは施工能力に関係なく仕事を受注できていた会社が多かったように思います。



の場合はどうでしょうか?

官と違い分配等という概念は最初からありません。
昔も今も大変な競争原理の中受注合戦が繰り広げられています。

民間工事の場合、受注に至る判断材料には技術力財力信用力国際力縁故相互利益等・・・多くの要素が絡まってきます。


と大きく違うのは、縁故相互利益という要素の存在ではないでしょうか。

国際力に関しては北海道に住んでいるとほとんど意識されない要素かも知れません。


縁故とは文字通り、人間関係で仕事をいただくというものです。
企業の資本系列(銀行系含む)、経営者間の縁戚関係、地域特性などがあります。


そして相互利益です。

これは
「この仕事をこの会社に発注すると当社にメリットがある」
という場合です。

官単独発注の場合、従来この方式を採用することは難しいとされてきましたが、昨今PFIという方式で実現されています。


建設業という業種(仕事)、特に土木分野をビジネスの観点から考えると、北海道では官発注の公共事業受注を主たる顧客として創業された方がほとんどかと思います。

仕事が潤沢にあった時代は発注される仕事量と施工する業者数のバランスがある意味均衡がとれていたので、多くの問題が外へ露呈する事は少なかったように思います。


しかし、資本主義経済下では需要供給市場原理によりその業を営む者の数は自然淘汰される事になります。

この原理でいけば建設業も時代の供給量(発注額)に応じた数に自然淘汰されるのが原理原則かも知れません。

しかしそうならない・・そうなっていないのが建設業なのです。
それは、それら競争原理が働かない世界で営まれてきた歴史を有するからに他なりません。

私は経済の専門家でないので、その詳細はその方面の方に委ねたいと思います。




私の生家は米農家でした。(今は離農しています)

農業も国の政治的施策に長年守られて来た産業です。

しかし戦前(1942年)より続いていた食糧管理法(いわゆる食管法)が1995年廃止され、以前農家は生産の全量を国に買い上げてもらう事が原則でしたが、これにより農家が自由に米を販売できるようになりました。

また2004年には食管法がさらに改正(新食糧法制定)され、農業従事者に限らず誰でも自由に米を販売したり流通させることが出来るようになりました。

その結果何が起きたのでしょうか?


離農する従事者が多くなった事も事実ですが、反面その功罪も生まれました。

生き残るため、農家は美味しい米を市場に送り出す努力が必要になりました。

そうしなければ生産したお米を買ってもらえない事になるからです。

そして美味しいお米でなければ高い価格で買ってもらえません。

まさに市場原理に則した流れに大きく変遷したのです。

この事がなければ現在の北海道米がこれほど美味しく改善されたかはいささか疑問です。




何やら話が横道にそれましたが建設業も現状の市場規模に見合った数に自然淘汰されるべきだと私は考えます。

大変厳しい考えかもしれませんが、税金が使われている以上それは仕方ない事だと私は思います。

公共事業は国民生活に必要不可欠なものです。

適正な予算、品質、工期の中、安全かつ環境に配慮し施工していただける必要最低限の業者数が残っていただければ、それはそれで良いのではないでしょうか。

ただここで問題となるのは、災害発生時の緊急対策です。
これには地場の企業が大変頼りになります。
この点をどのように考慮するかが問題となります。



公共事業を元請けとして受注できない企業はその営業先を民間、もしくは官庁下請けにその目を向けていただくことになります。


私は現在建設業に外から関わる仕事に従事しています。

商売の観点からすると多くの建設業者が存在する方が得策のように思えますが、しかし冷静に考えれば、受注される建設業が厳しい環境におかれているということは、そこからいただける我々の仕事はさらに厳しいという事になります。

正当な利益・利潤で仕事ができるようになるためにも、建設業の淘汰は必須であると思います。

建設業の中でも建築の世界は少し土木と感覚が違っていたように思います。

建築部門を有している会社はその感覚を早くから身につけ、さらなる自助努力を図ってきたように思います。

土木専門会社よりも建築部門を有している会社の感覚が斬新に思えるのはきっとその事が理由なのでしょう。


22年前に建設技術者からコンピュータ関連の情報サービス産業に転身した私からすると、建設業はまだまだ旧態依然の業種に見えてなりません。

自ら活路を開く事のできない会社が多い事もそれを物語っているように思えます。


でも、産みの苦しみがあってこそ、そこに深い愛情と思い入れが出て来るのではないでしょうか。

北海道に住む私はいつもそう感じているのです。

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2008年4月 4日 (金)

建ブロの日【年度末を終えて&新建設人の皆さんへ】

新しい年度に入り、またまた建ブロの日がやってきました。

今回のお題は
・・・建ブロの日【年度末を終えて&新建設人の皆さんへ】です。


私の年度末は毎年の事ですが、建設関連講座の講師として北海道各地を回っていました。

従来、年度末と言えば「電子納品支援」を主としていましたが、5年前より講座講師を担当させていただくようになりました。

特に昨年からCPDS認定講座となり「総合評価落札方式」対応のため来られる受講生も多く、講座の開催数や種類も増えてきました。


講座の休憩時間等に受講生の方とお話させていただくことがあります。
お話を聞かせていただくと、昨今現場技術者の負担が増大していることを感じさせられます。


私が20数年前現場で仕事をしていた時代は確かに朝早くから夜遅くまで働いていましたが、今のように作成書類などが多くなかったように思います。

現在建設現場で働く技術者の方の苦労が良くわかります。



さて、今回のテーマにある「新建設人の皆さんへ」について私の経験談をお話させていただきます。

皆さんは縁あってこの業界へ入って来られたことと思います。


この業界を選択された一番の理由は何だったでしょうか?


理由はともかく人様からお金(給料)をいただくという事はそう簡単な事ではありません。


社会人一年生の皆さんにとって、学生時代と違い時間軸が一変することと思います。
全てが自分のペースではなく相手のペースで時間が経過します。

そして一日が今まで以上に長くそして辛い時間として感じるかもしれません。

いくら覚悟を決めて就職したとは言え「私にはこの仕事はむいていない」と思われる方も多く現れるかもしれません。


そこで一言。


「どの世界でも仕事は辛いものです!!」




もし転職を考えるのであれば、その業界の苦労や悪い点を良く吸収してから辞めた方が得策です。

それはいずれ長い人生の中で経験談として生かせる時が来るからです。

そんな私も、建設業界から転身した一人です。


私は大学を卒業後、道路業界に3年、設計コンサルタント業界に4年、合計7年間サラリーマン生活を送りました。

その後現在の会社を立ち上げましたが、今思うことはサラリーマン時代の7年間が大いに役に立っているという事です。

「苦労はお金を出してでも買え!」という言葉があります。
まさにその通りです。


それはお金を出さない苦労はただただ辛さとしか感じません。
しかしお金を出して買った苦労は、その後その元を取ろうと目標を持ち努力するからです。

そこには希望が存在します。



どんな職業を選択しても不満はなくなりません。

そんな不満を乗り越え、その道のプロとして今後活躍いただける事を切に願っています。


がんばれ新人!!

日本の未来は君たちの肩にかかっているのだから・・・


それでは。

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