2007年9月30日 (日)

建設業界からの脱出 #5 「国民体育大会(続編)」

前回の国民体育大会(以下、国体と表記)の続編を書きたいと思います。

なお、国体は独立・起業した私にとっては希望の一端を叶えてくれた場でもあったので「建設業界から脱出」シリーズの5回目として紹介させていただきます。

”道産材の賞状”発行に悩む大会関係者から白羽の矢が立ち、ハドソンを筆頭に道内IT企業有志による「はまなす国体賞状印刷プロジェクトチーム」が結成されました。

史上初、国体において「IT活用による賞状印刷」が実現する事となりました。しかもこれは無償のボランティア活動です。

いわゆるIT企業の地域貢献です。

今までの問題がこれで一気に解決かと思いきや、最後に重大な問題が立ちはだかりました。

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2007年9月29日 (土)

国民体育大会

本日から第62回国民体育大会「秋田わかすぎ国体」本大会が開催されます。


国民体育大会と言いながらも、関係者以外の方にとっては縁遠い存在かもしれません。
でも皆さんの中には国体の選手として参加された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は私も18年前参加しました。

といっても選手としてではありません。大会関係者といった方が良いかもしれません。

18年前の1989年、ちょうど元号が平成に変わった年、第44回国民体育大会「はまなす国体」が北海道で行われました。


私が独立起業した4年目のことです。


実はこの国体、開始直前になりある問題が急浮上してきました。そしてその問題点解決にあたり、現在も我が社が引き続き関与しているあるシステムが役に立ちました。

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2007年9月28日 (金)

建設業界からの脱出 #4

HDD不調のため、新しいHDDに再インストール中の筆者です。


デスクトップPCアプリインストール中の傍ら、ノートPCでブログを書いております。
(アプリインストール中はただ待っているだけなので・・・・・)


さて、今回「建設業界からの脱出」の4回目を書かせていただきます。



最近私の周辺で転職独立して起業したいという思いの方が増えているようです。

独立、起業と言えば聞こえは良いですが、現実には大いなる試練と壁が待ち受けています。

22年前独立起業した者として、その試練や葛藤について書きたいと思います。



躊躇されているあなたのお気持ちの参考になれば幸いです。

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2007年9月26日 (水)

建設業界からの脱出 #3

建設業界からコンピュータソフト業界へ転身した筆者の体験談の3回目です。


前回ご紹介の通り、独立後しばらくはコンピュータゲーム会社専務の協力により「ユーザー登録カード」データ入力の仕事をさせていただきました。

立ち上げたばかりの会社で、固定的な収入が全くない中でいただいた仕事は、本当に感謝の気持ちで一杯でした。


しかし、このデータ入力には期日があったため、アルバイトを数名雇い処理をしました。

従って、収入の大半はアルバイトの人件費で消えていきました。


自分の給与分は別な形で稼ごうと、私は日々営業活動に回っていたのです。

しかし、技術屋であった私が何の営業ノウハウも持たず企業訪問したところで、すぐに仕事に結び付く訳ではありませんでした。



前回の記事でもお話ししましたが

仕事獲得には「人間の信頼関係」が一番大切です。


つまり信頼できる方に自分を相手先に紹介いただければ営業もスムーズです。


そう思った私はサラリーマン時代の取引先、高校・大学時代の先輩・後輩・同級生、その他友人・知人等、自分を知っている全ての方を対象に挨拶回りさせていただきました。

その結果、多くの企業担当者とお話しさせていただく事ができました。
参加できる会合には積極的に参加しました。

古い名刺はかなり廃棄してしまいましたが、当時1ヶ月に数百名の人とお会いさせていただいたと思います。

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2007年9月24日 (月)

建設業界からの脱出 #2

脱サラした筆者の経験談を前回に続きお伝えします。


私は建設業界を去り、コンピュータソフトウェア業界に転身しました。

なぜ、コンピュータソフトウェア業界だったかというと、自分自身の努力で自己スキルを無限に向上させる事ができると感じたからです。

建設業ではその夢が叶わないと考えていましたし、一種独特の業界風習に馴染めなかった事もあります。でもこれは若さ故の甘さだったかもしれませんが。

でも今考えると一番欲しかったものは自分で自由に使える時間だったと振返ります。
(会社を辞めた理由の一つに、一家の長男であるという家庭環境問題もあったので・・・)


私が独立時に目の当たりにした大切な事とは

 『人間の信頼関係』です。

それは心の底から私自身を信頼しお付き合いを継続いただける人が存在した事なのです。



私はそれまで多くの独立した人を見聞きしてきました。

しかしその中で、退職後過去にお付き合いされていた方々が潮が引くように去っていった姿を多く見ています。

お付き合いされていた相手が個人に対してではなく、背後に輝いていた会社看板であった場合がとても多かったのです。

寂しい話しですがそれが現実だと思います。


幸か不幸か私は勤続年数も短く、頼りにされる会社看板もなかった事がかえって良かったのかもしれません。


独立しすぐに収入が見込める事は大変幸せな事です。

しかしそうならないのが世の常です。

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2007年9月21日 (金)

建設業界からの脱出 #1

ちょっと仰々しいタイトルを付けてしまいました。


建設不況が叫ばれる中、昨今巷では業界からの脱出に関する話題が多いように思えます。


私も22年前、そんな業界から抜け出し起業した者の一人です。

経済環境は私が起業した時代に比べれば現在の方がはるかに厳しいかと思います。


そんな私が起業時そしてその後の会社経営に関して体験したお話しを書いてみたいと思います。

もし、これから起業をお考えの方の参考になれば幸いです。


また、ここでは起業と書きましたが、そのエネルギーやモチベーションは転職や企業内における自己研鑽にも共通部分が多いかと思います。


あくまでも私の経験談であり、私はその筋の専門家やコンサルタントではありませんのであらかじめその辺をお含みいただきお読み願います。

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