アナログ時代の終焉
独立起業から早いもので22年の月日が流れました。
最近ブログ記事を書きながら、ふと昔の事が頭の中を横切る事があります。今回はそんな懐かしき時代の話題について書いてみます。
私が起業した1985年当時、パソコンによる外部ネットワークと言えばモデムを利用したBBSの時代です。
ところでBBSって皆さんご存じでしょうか?
BBSとはBulletin Board Systemの略でインターネット上の電子掲示板サービスのことです。
今風に言えばSNS(Social Networking Service)のようなものですね。
当時いくつかの人気サイトがあり、そこに書き込みしていたのを思い出しました。
中でも大分県にあったCOARAには良く接続していました。当時私と同時期に起業した仲間と北海道でもBBSを立ち上げようと、大分のCOARA事務局を訪ねたのを思い出しました。今考えると何とも無茶していた時代です。
その後BBSを北海道で立ち上げましたが1年程の運用で閉鎖を余儀なくされました。理由は資金難です。現在のようにバナー広告等で運用収入を見込める時代ではなく、ほとんどが持ち出しとなってしまったためです。
さて、話を本題に戻します。
私がBBSを始めた頃の通信速度は300bpsです。家庭の電話機と言えば黒電話の時代で、音響カプラーなる機器に電話機のハンドセットを押し込み通信していたのです。
もちろん速度的にいってテキストデータ主体の通信です。画像のやりとりも技術的にできなかった訳ではありませんが、何せ通信時間が膨大にかかりました。
時間がかかるのは結構なのですが、その間の通信時間はそのまま電話の通話料に反映され、知らずに放っておくととんでもない電話代が後日請求される羽目に会ったのです。
さて、このカプラー利用の時代からやがて高速モデムの時代へと変化を遂げます。
しかしモデム利用に際し一つの問題がありました。
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