2009年5月25日 (月)

やはり「生」に限る

北海道は新緑のシーズンを迎えようとしています。

そして海産物では前浜物の「生ウニ」が解禁となり店頭に並ぶようになりました。

この時期以外は外国産の蒸しウニ等が多く味が今ひとつですが、これから数ヶ月間は地物の「生ウニ」を楽しむ事ができます。

ご承知かと思いますが「ウニ」と言えば板状の上にのっている物を想像される方も多いかと思います、ウニは大変柔らかく殻から取り出すと形がくずれてしまうので明礬を添加し固めてあります。


しかし「旬」のウニを美味しくいただくには海の中の条件と同じ状態で販売している物がおすすめです。

「塩水ウニ」もしく「海水ウニ」の名称で店頭に並んでいます。

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通常赤ウニは「バフンフニ」で白ウニは「ムサキウニ」です。
写真にあるように「赤ウニ」が高い価格になっています。

また浜では赤ウニは「ガンゼ」もしは「ガゼ」、白ウニは「ノナ」と呼ばれています。



日頃お疲れの皆さん。

北海道の旬を食べ活力を見いだされてみてはいかがでしょうか。

●道外にお住まいの皆さんへ。
どうぞ北海道へお越しいただき旬のウニを是非ご堪能下さい。


※あっ、それと今週岡山方面へ行かれる私の知人がいますがそちら方面の方はその方にお願いすると良いでしょう。(爆)

それでは。

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2009年5月19日 (火)

ランブルストリップス

電子納品支援をさせていただいていると種々な工法や地域特性に関した写真を見る事があります。

実際その実物を何度も見た経験があっても、一般の方にとっては実際の施工方法やコストを改めて考える機会が少ないのが現実かもしれません。


「ランブルストリップス」
、と聞いてそれが何であるかおわかりになった方は北海道において道路舗装関連のお仕事をされている方ではないでしょうか。

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北海道の道路を走っていると中央線部分にこのように連続して凹型に溝が掘られている場所を見かけることがあります。

この溝こそが「ランブルストリップス」と呼ばれるものです。


この溝の上を走行すると「ゴロゴロ」とした音と共にハンドルにその振動が伝わり、運転者に対し走行車線から対向車線へ逸脱しようとしている事を伝えます。

道路中央部に凹型の窪みを一定間隔で設置します。

溝の深さは12mmと規定されています。


実際、走行するとどんな様子かは下記動画をごらん下さい。



通常このような2車線対面通行の場合、正面衝突防止策としてセンターポールやチャッターバー(道路鋲)が設置されます。

しかしこれらセンターポール及びチャッターバー(道路鋲)は冬期積雪期間の除雪障害となるため一時的に取り外す作業が必要なため北海道内では道外の道路に比べ普及していませんでした。

従って以前よりこれらセンターポール及びチャッターバー(道路鋲)に代わる安全施設の研究が実施されて来ました。

その中心的研究機関が札幌市にある「独立行政法人 土木研究所 寒地土木研究所(旧北海道開発局土木研究所)」です。

「ランブルストリップス」の起源は、1955年に米国・ニュージャージー州に“singing shoulders”という名前で設置され、波状の凹凸を橋梁の路肩のコンクリート舗装に設置したもので、車両の路外逸脱防止が目的でした。

寒地土木研究所ではこれを正面衝突防止策に活用できないかと研究を開始し今日の成果に至っています。

寒地土木研究所HP内資料によると、H14年度実績で見ると
「ランブルストリップス」のコスト的は、直接工事費で約1500円/mでチャッターバーの1/3、センターポールの1/2以下となっています。


●ランブルストリップス ※寒地土木研究所
http://www2.ceri.go.jp/rumble/index.html


「ランブルストリップス」はNETIS(新技術情報提供システム)にも登録されています。
http://www.netis.mlit.go.jp/RenewNetis/Search/Nt/NtDetail5.asp?REG_NO=HK-030032&TabType=2&nt=nt

また現在特許出願中です。


これは北海道の公的研究機関で共同研究の結果誕生した大変素晴らしい工法・技術なのですが、実際関わっていたのが道外企業であったことは、北海道人の私としては少々残念な気がしています。

北海道企業も大いに頑張りましょう!!

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2009年5月17日 (日)

直線道路日本一

全国には「○○日本一」と言われる物が数多く存在し、町の観光名所になっている場合が多いかと思います。

皆さんの町には何かこのようなものがありますか?


私はどんなものでも我が町の観光資源として外向きに情報発信いただき大いにアピールしていただく事をお薦めします。

できればそれは最初から日本一を目指し意図的に造られたものよりは自然の流れで結果としてそうなったものが一番だと思います。



そんな北海道に「直線道路日本一」があります。

それは札幌と旭川を結ぶ国道12号にあります。
美唄市光珠内と滝川市新町間の延長29.2kmです。

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何故こんなに長い直線路になったのでしょうか。


北海道開拓の歴史の中で多くの道路が開削整備されて来ました。
ここ国道12号も例外ではありません。

モニュメントに記されていた沿革によると、明治19年(1886)北海道庁が開庁され岩見沢から旭川間のこの区間は上川道路と呼ばれ、樺戸集治監の囚人により幅1.8mで開削された事に始まります。

その後明治22年(1889)空知集治監の囚人の手により幅5.5mに改修されました。
この時明治21年の上川道路工事復命書の中に
「・・・・・・他日不十分ノナキヨウ、ナルベク直線道路ト為スヲ主トシテ、実測に尽セリ」とあったためこのような直線道路が出来上がった訳です。

私も土木技術者の端くれなのでふと思ったのですが、当時の測量技術でこれだけの直線を計測された事に敬服したいと思います。


さて直線道路日本一がここ北海道にある事がおわかりいただけたかと思いますが、日本一長い鉄道直線区間も北海道にあります。

JR室蘭本線の白老駅~沼ノ端駅間の28.736kmです。

大阪からの「トワイライトエクスプレス」、上野からの「カシオペア」、「北斗星」に乗車され札幌へ来られた方は知らない間にこの区間を通過されています。(函館方面からの特急列車も全てこの区間を通過します)

こうして見ると北海道の広大さを改めて感じていただけることと思います。

勉強家の方が多い建ブロ会としては、次回オフ会ではこのような土木施設も見学コースに組み入れたいと思っています。(笑)



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2008年11月12日 (水)

コアップガラナ(まりもっこりバージョン)

最近まともなCALS/ECネタを書いていない私です。


最新CALS情報はこちらを参照して下さいね。
   ↓

どぼんの 電子納品体感記



最近ここのブログを立ち上げた本質を見失いつつあります。(笑)


ということで・・・

今回もCALSとは全く無縁のネタで失礼します。

先日近くのスーパーで見かけたこのボトル。

今年の夏、違うバージョン製品を広島へ持参し、ごく一部の方に大変好評でした。

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北海道経済は低迷を続けていますが、関連キャラクターや北海道限定商品は元気に頑張っています。

空港等で行列して買う限定品も良いですが、旅先のスーパーやコンビニで手軽に購入いただける北海道限定品もお土産にいかがでしょうか。
(スーパーで購入すればお安く買えるメリットもあります)



■全国の皆さんへ

そんな北海道へ是非お越し下さいませ。

おもてなしの心をもってお待ちしております。
by 北海太郎(北海道観光マスター)

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2008年4月29日 (火)

広島名物? 「新・平家物語」

先日、広島から来られた方からお土産をいただきました。

広島 と言えば・・・・もみじ饅頭が大変有名ですが、今回いただいたのは「新・平家物語」といわれる銘菓です。

地元のにしき堂という会社の製品です。

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外箱の様子です。
歴史関連の古書をイメージした感じです。




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箱を開けた状態です。


早速いただく事にします。

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カステラ状の中に餡が入っています。




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祇園精舎の鐘の聲、

諸行無常の響きあり。


・・・・・

有名な一節です。


お味の方は大変上品な甘さでした。




広島流に言えばこんな感じでしょうか?

これはおいしいけぇね。

ようけぇ食べれるんよぉ。





ということで大変おいしゅういただきました。



美味しいのも無理はありません。

何せ北海道産の小豆を使用していますので・・・(笑)


やはりこうして見ると、北海道と広島はいろんな形で繋がっているんですね。


7月には広島にお邪魔する予定ですので、生の広島をじっくりと拝見させていただきたいと思います。




それでは。

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2007年12月23日 (日)

石狩名物

私は北海道石狩市に住んでいます。

道外にお住いの方は石狩市が北海道のどの辺りにあるのかおわかりにならない方も多いかと思います。

札幌市の北に位置する人口61,454人(H19.11末現在)の市です。

拡大地図を表示




こんな石狩市を最近有名にしている物がいくつかあります。


●その1 石狩鍋
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E7%8B%A9%E9%8D%8B

これは以前から有名でしたが、この度農林水産省選定の

農山漁村の郷土料理百選に選ばれました。

石狩市は北海道の母なる川、石狩川河口に位置する街です。

石狩鍋は市内のいくつかのお店でも食べる事ができますが、ここ石狩市に石狩鍋の歴史を物語る老舗があります。

金大亭(きんだいてい)です。

金大亭については下記ブログ記事をご参照下さい。
http://makiken.at.webry.info/200704/article_24.html




●その2 カナストーリー&いしかりバーガー

カナストーリー&いしかりバーガーは地元石狩市にある藤女子大学(花川キャンパス)と地ビール会社や地元商店会と共同開発により誕生しました。

昨年12月、幸せ叶うピンクの発泡酒カナストーリー(CanaStory)、一年後の今年12月にはいしかりバーガーが販売開始されました。

いしかりバーガーの販売ヶ所については以下のサイトを参照下さい。http://www.gamenews.ne.jp/archives/2007/12/128.html




●その3 恋人の聖地
http://www.seichi.net/

石狩市厚田区にある厚田公園展望台は夕日がとても綺麗な絶景ポイントで、恋人の聖地に指定されています。

明日24日はクリスマス・イブ。

そんなロマンチックな景色の中、もしかすると彼からのプロポーズの言葉を聞けるかもしれません・・・・・

きっと恋人同士で丘の展望台は賑わうのではないでしょうか。




是非お時間がありましたら石狩市をお訪ね下さい。



お待ちしております。




それでは

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2007年12月 9日 (日)

冬の北海道限定

以前はあまり気にしていなかったのですが、最近北海道土産を売る店で北海道限定の文字を多く見かけるようになった気がします。

北海道を訪れた方がお帰りの際にお求めになるのでしょうか、それとも地元北海道人が本州へ行く際のお土産に持参するのが多いのでしょうか。

いや、その両方かも知れません。



北海道限定品に関しては私の身近にその道のエキスパートであるこの方がいらっしゃいますのでここでは多く語らない事にします。




さて昨日家族で札幌中心部まで買い物と食事に出かけました。

JR札幌駅近くの大手デパートに立ち寄った帰り、駅構内を歩いていて一軒のキヨスクが気になり覗いてみました。

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なんと、小さなお店の片隅に北海道限定の品々が置いてありました。




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北海道限定品の波は北海道の津々浦々まで広がりつつあるようです。

以前、あのがブログで紹介されていた商品が並んでいます。




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こちらは定番の大箱プリッツです。




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こちらはハイチュウです。






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そしてその種類からいって多いのが北海道限定キャラメルです。

お酒好きの方には「札幌ビールキャラメル」「北の誉キャラメル」がいいのではないでしょうか。

でも私はまだ食べた事がありせん。(笑)

さらに「ソフトクリームキャラメル」の文字が・・・



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でも北海道限定記事を書いていて感じているのは、私の体重増加傾向にある事です。

前述のあの方もどうもその傾向にあるようです。




地域限定ものの記事を書く方は

「体重に注意!」

が必要です。(笑)






そんな観点から北海道限定は食べ物ではなく綺麗な景色が一番です。

現在「さっぽろホワイトイルミネーション」が開催されています。

これを眺めている分には体重は増加しません。



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札幌市の木であるライラック(左)と花であるすずらん(右)です。



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綺麗なイルミネーションの中、幻想的なエレクトーン演奏があります。

※演奏者の方もとても綺麗でした・・・・




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とてもロマンティックなクリスマスツリーです。

電飾の下、サンタさんを含め雪の精たちが集っています。




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この時期の札幌地域限定品はやはり

「ホワイトイルミネーション」

に尽きます。

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2007年11月28日 (水)

地域限定はやはり人気だった・・・

一昨日緊急支援で出張予定だった道東出張が急遽順延となり、緊張が解けてしまったので、ぶらりと小樽へ行って来ました。

以前から気になっていた海鮮丼の店があったのでそこへ立ち寄ってみました。

お店の名前は海鮮丼屋ポセイ丼です。

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美味しい海鮮丼がたくさん用意されています。

今回はその中から2点を紹介します。




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いくら丼600円(税込)です。






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こちらは二色丼1600円(税込)です。

ウニいくらと競演です。

どちらもみそ汁付です。


味も価格にも大満足でした。

満腹になったあと、近くを散策してみました。


小樽には何度も来ていますが各お店をじっくりと訪ねる機会が今までありませんでした。


そしてあるお土産店に立ち寄ってみました。

02_071127_m 特にこのお店が目的ではなかったのですが、表の看板に「白い恋人」の文字を発見し、販売再開の事を思い出し売れ行きを確認したかったのです。

店内に入ると「本日販売予定分は完売いたしました」の文字が・・・・・

やはりここでも依然人気のようです。

単なる再開の物珍しさではなく、以前のように皆さんに愛される北海道銘菓として頑張っていただきたいと願うばかりです。




そしてお店を出ようとすると、買い物カゴにある物を一杯にした観光客らしい女性を発見しました。

私:「北海道のお土産ですか?」

女性:「はい、そうなんです」

私:「塩や醤油味・・・そしてちょい辛もありますが・・・・・」

女性:「そうなんですか。どこに売ってるんですか?」

私:「北海道内のスーパーでは普通に売ってますよ」

女性:「ありがとうございます。あとで探してみます」




さて、皆さん女性が買い物カゴ一杯に買っていた物は何でしょうか?

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